大切な人に贈りたくなる、本と日本酒

只今、全国の書店で「ギフトブック・キャンペーン~大切なあの人に本を贈ろう~」が行われています。

欧米では一般的な「本を贈る」という文化を日本でも広めようと、俳優の石坂浩二さんや、作詞家の秋元康さんなど、各業界で読書家の著名人34名が「贈りたい本」を3冊ずつ、全102冊を紹介しています。

一体ヴィノスと何の関係があるのか?というと・・・
この「贈りたい本」のセレクターに、当店社長・種本が選出されたのです。

種本が選ぶ「大切な人に贈りたい本」は、こちらの3冊。
ぜひ、お手に取ってみてください。

中でも『獺祭の挑戦』は、当店と特別なご縁を感じる一冊です。

日本酒の人気銘柄「獺祭」は、海外でも人気で、華やかなイメージを持ちがち。
しかし実は、本当に美味しい酒を求めて努力を重ね、造り上げられてきたということが、この本で紹介されています。

そして、その歩みの中で、今の「獺祭」が生まれるきっかけとなったのが、当店でも長年取り扱ってきた静岡の銘酒「開運」「磯自慢」の醸造指導を行った、河村傳兵衛先生だったのです。

河村先生は、静岡酵母を開発するなど「吟醸王国・静岡」の立役者といわれ、静岡地酒を語るにあたっては外すことができません。

このようなご縁もあり、当店では「獺祭」を特約店として取り扱いしております。

現在販売しているのは、看板商品である「獺祭 純米大吟醸 二割三分」「獺祭 純米大吟醸45」

その魅力は、何といってもそのフルーティで芳醇な香りと、透明感のある味わい。
御猪口も良いですが、ぜひワイングラスで召し上がっていただくと、まるで白ワインのような華やかな香りが楽しめます。

「獺祭」の酒造りの大きな特徴は、杜氏がいないこと。
杜氏という熟練の職人の勘に頼るのではなく、お米や発酵の状態を全てデータで管理して、理想の味わいを実現しています。

10月には実際に訪問させていただき、仕込みの様子も見せていただきました。

「獺祭」は、常にフレッシュなお酒を提供できるよう、少量ずつを、一年を通じて何度も仕込んでいます。

この少量の仕込みを、なんと年3000回も繰り返すことで、試行錯誤を重ね、ノウハウを蓄積し、次の酒造りに活かしていく・・・この圧倒的な試行錯誤の積み重ねこそが、「獺祭」の美味しさを支えているのだそうです。

「お客様の求める美味しい酒を提供したい」という思いは、当店も同じ。

この思いを胸に、当店の先代・山崎巽は、まだ地酒という言葉もなかった時代に小さな酒蔵をまわり、数々の静岡地酒を世に送り出してきました。

山崎酒店には、先代のもとに、当時まだ駆け出しだった河村先生をはじめ、静岡の蔵元たちが集まって、全国の地酒を試飲しながら熱く語り合っていたそうです。

そして、その河村先生と先代の教えを大切に守り続けてきた蔵元が、静岡県袋井にある「國香」です。

杜氏の松尾氏は、河村先生の一番弟子で、酒造りに関して一切の妥協を許しません。
仕込み期間は不眠不休でほとんどの工程をたった一人でこなし、まさに身を削る努力で酒を造り上げます。

その松尾杜氏が醸してくれた、先代の名を冠した特別なお酒「巽酒」・・・

「静岡地酒を全国の人に知ってもらいたい」という思いを共有し、先代からの長年のご縁があったからこそ、造っていただくことができました。

酒米の王様「山田錦」を使い、河村先生から受け継いだ技術を駆使して、松尾杜氏が追求してきた「口に含むと芳醇な香りが広がり、フレッシュで雑味のない、飲み飽きしない酒」をまさに表した吟醸酒です。

気軽に家族や友人と会えていた日常が、大きく変わった今年。
会えないからこそ、繋がりをよりいっそう強く感じたという人も多いのではないでしょうか。

「獺祭」「巽酒」も、人と人との繋がりが生んだ酒。
そして、当店で取り扱いしている日本酒もワインも、長年かけて足を運び、蔵元たちと関係を築いてきました。
まさにお酒は、人と人を繋ぐものです。

11月下旬からは、獺祭が今年リリースした新商品「新生獺祭 純米大吟醸45」「巽酒」の特別なギフトセットも発売予定です。詳しくは、HPと店頭にてご案内いたしますので、お見逃しなく!

ご自身で飲むのももちろん、大切な人を思い浮かべながら贈り物に選ぶのもおすすめです。
ぜひご利用ください。

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