ヴィノスやまざきで働くきっかけを作った運命の一本!

「たくさんのワイン企業がある中、ヴィノスやまざきで働こうと思ったきっかけは何ですか?」

採用面接のときに必ず聞かれる質問。私はこう答えました。

「ヴィノスやまざきで運命の一本に出会ったからです。」

本日は、その運命の一本について語らせてください。

 

佐々木
 2016年入社。甘口のドイツワインがきっかけでワインの世界へ。ヴィノスやまざき渋谷店で「とあるワイン」に出会い、入社を決意。ルミネ北千住店、ルミネ立川店で店長を経験し、現在は目黒事務所勤務。自称ヴィノス1の甘党。甘口ワインのことならお任せください。(もちろん辛口も!)

自己紹介でも記載した通り、入社後には店長を経験し、現在は店舗運営や立ち上げに携わっています。
今ではワインに対する情熱は人一倍と自負していますが、実は就職活動を始めた当時は、祖父と同じ自動車業界を視野に入れていたため、ワイン業界で働こうとは露も思っていませんでした。

ある日、ふと就活の帰りに白ワインを一杯飲もうと、西武渋谷店のバーを訪れた時のこと。バーメニューのオススメを見て、オーダーしたのが運命の一本となった白ワイン。

それが、「ジボー・エヴァシオン」でした。

ぶどう品種は「ソーヴィニヨン・ブラン」。私が少し苦手とする、ピーマンや野菜などの青い香りが特徴です。
しかし、メニューには「パッションフルーツの様な~」とコメントが。

え?本当に?ソーヴィニヨン・ブランですよ?
……。
…。

これは試すしかない!!と好奇心に押されて注文しました。

そして出てきた時にびっくり。
一般的なソーヴィニヨン・ブランは、色が淡く、すっきりタイプが多いのですが、これは一目で分かる位はっきりとした濃い黄金色。
見た目からして只者ではない。

そして香りも・・・
「甘い!?苦手なハーブの香りも少ない・・・」
思わず、本当にソーヴィニヨン・ブランですか?と店員さんに聞いてしまったほどです。

さて肝心のお味のほうは…。
「お、美味しい!」
とにかく味が濃いのです!パッションフルーツやアプリコットを思わせる、たっぷりとした果実味についうっとりとしてしまいました。

なんでこんなに果実味が溢れるワインに仕上がっているんですか?と店員さんに聞くと、
「なんとか3,000円以下で美味しいソーヴィニヨン・ブランのワインを日本のお客様に届けたいと、買付隊がワインを試飲しまくったらしいのですが、とにかく酸っぱいのばかりで・・・飲みやすいものを見つけるのに苦労したそうです。
現地で試飲を重ね、ようやく最後に見つけた蔵元さんが、このワインを造るジボーさんだったと。

ぶどうを完熟させて収穫量を落としているので、果実味たっぷりでぶどう由来の旨味もありますし、酸味も柔らかくなっています。
ソーヴィニヨン・ブランのコンテストでもトップになったことがあるそうですよ。」

未だかつて、ここまでしっかり「濃い」と感じるソーヴィニヨン・ブランはありませんでした。
見た目、味、香り・・・全てが私にピシャリとはまりました。

「定番のぶどう品種」の「定番の特徴」を覚えただけでワインを知った気になっていた私に、衝撃を与えるとともに、ワインの世界の奥深さに気づくきっかけとなったのです。

その後、ヴィノスやまざきに通って他のワインも試すうちに、ワインの世界にのめりこんでいることに気づき、きっかけを作ってくれた当店への入社を目指すことになりました。
こうしためぐり合わせは、この運命のワインのおかげです。

そんな運命のワイン「ジボー・エヴァシオン」は、9/24まで会員限定価格で紹介中です!ぜひお試しください。
さらに、同蔵元のワンランク上のワイン「ジボー・ル・グラール」が、限定入荷中です!
より濃厚な味わいに仕上がっていて、ぎゅっと凝縮した果実味、ハチミツのような少し甘味のある味わいが素晴らしい一本です。

また、私と同じようにあっと驚くワインを飲む経験をして、当店に興味をもった方、こんな経験をしてみたい・・・!という方、ぜひ私たちと一緒に働きませんか?

皆様が、人生が変わってしまう、そんな運命のワインに出会えることを祈って、締めとさせていただきます。

佐々木