あの人気レストランのノンアルコールとは・・・

ヴィノスやまざきでは、お店や通販だけでなく、飲食店様へもワインの提供を行っています。

最近、飲食店様から沢山のお問い合わせをいただくのが、ノンアルコール!

レストランにオンリストするワインは、プロのシェフやソムリエたちが厳しく見極めて選び抜きますが、これはノンアルコールも同じです。

そして実は、こんなお声も。
お酒が飲めなかった方々が、私たちでも人気のレストランに行きやすくなった!と、新しいお客様も増えているようです。

アルコールの提供を自粛されている飲食店様も多い中、美味しいノンアルコールで人気を博している飲食店をご紹介いたします!

一つ目は、東京・目黒にある星付きイタリアン「レストラン ラッセ」。

本場イタリアで修業を重ねたシェフが造るお料理に合わせてお楽しみいただいているのが、プティ・エトワレ ノンアルコール・シャルドネです。

有機栽培で育てたワイン用の白ぶどう品種シャルドネを使って、すっきり辛口に仕上げたこのノンアルコールは、試飲した全店長たちが納得して仕入れた、当店でも人気の一本。

柑橘類の爽やかな香りに、ぶどうの甘さがほんのりあって飲みやすく、お食事に合わせるのにぴったりです。
 



続いては、天王洲エリアで人気の、ビールの醸造所を併設したブルワリーレストラン「T.Y.HARBOR」。

運河沿いのテラス席が素敵なこのレストランでは、お料理に合わせてディアムール・ミュスカ・ノンアルコール・スパークリングがお楽しみいただけます。

フランスで100年以上スパークリングワインを造ってきた老舗蔵元が、長年培った技術を活かして造る本格ノンアルコールで、アルコールが飲めない方だけでなく、ふだんワインがお好きな方からも人気。

ヴィノスやまざきのお店でも、リピートされる方が多い一本です。

そして、横浜駅西口直結のCIAL横浜内にあるビストロ「オーバカナルYOKOHAMA」では、ノンアルコール・シードルBIOがお楽しみいただけます。

りんごの発泡酒シードルを造るフランスの農家が、もともとはお子様のために・・・と有機りんごから造ったノンアルコール。親子で安心してお楽しみいただけます。

りんごの旨みがぎゅっと詰まっていますが、甘さがしつこくなく、豚肉などお肉料理にもよく合います。

お近くにお越しの際は、ぜひ訪れてみてくださいね。

なかなか行けない・・・という方も、人気レストランのノンアルコールワインをご自宅で、ぜひお楽しみください。ほっと一息、リラックスした時間をお届けできれば幸いです。

ヴィノスやまざき 営業チーム

【速報】蔵直ワイン最前線のウルグアイから、ニュースが届きました!





速報です!
ウルグアイのボデガ・ガルソン タナ・レセルバ2019が、世界的に有名なワイン誌『ワイン&スピリッツ』にて92点、「BEST BUY」を獲得しました!

過去にも「世界TOP100ワイン」「ニューワールド・ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれてきたガルソン。快進撃が止まりません!
さらに先日CNNニュースでもワイナリーが取り上げられ、世界中のバイヤーから注目されています。

当社も最新ヴィンテージを発注していましたが、物流の遅延もあり、入荷までに約半年かかりました。
お客様からは「次はいつ入荷しますか?」と、多くのお問い合わせをいただきました。
しばらくの間品切れしてしまい、申し訳ございませんでした・・・

やっと、ついに・・・今週末から、最新ヴィンテージ2019が店頭に並びます!

仕入れを始めようとした当初は、店長たちから、
「福井さん、ウルグアイのワインって売れますかね?正直、誰も知らないので難しいと思います。」
と反対意見もありました。

味わいは、とにかく果実味にあふれてバランスが良く、美味しい。
無名のブランドや産地でも、この味わいなら、きっとお客様に納得していただけるはず。
でも、現地をこの目で見ないと納得出来ない・・・

そこで、社長に直談判して、ウルグアイまで行くことにしたのです。

訪問する前は少し不安もありましたが、現地を訪れて、すぐに自信に変わりました。

約40時間かけて訪問すると、畑の専門家が地質に合わせてぶどうを植えて、管理を徹底。
醸造も最新設備を使用して、品質向上に努めていました。

プロフェッショナルの集団が、徹底的にワイン造りに情熱を注いでいる姿に感動しました。
現地訪問のストーリーは、こちらから。

そして、いよいよ・・・最新ヴィンテージ2019年の発売となります!

「もっと多くの方に知ってほしい」という想いで交渉を重ね、今回特別オファーをいただきました。
まだガルソンのワインを召し上がったことがないお客様も、ぜひ一度お試しください。

この他にも、ガルソンの華やかな白ワイン「アルバリーニョ」や、ワンランク上の単一畑の赤ワインもご用意しています。ガルソン飲み尽くしセットも、数量限定で販売いたします。

ウルグアイ初の「世界TOP100ワイン」に選ばれた実力を、じっくり味わってください。

南米買付隊 福井

【プロフィール紹介】
静岡県出身。米国ワインエデュケーター協会認定CSWワインスペシャリスト、JSAソムリエ、きき酒師。ヴィノスやまざきの新卒第1期生として入社。先代・山崎巽の最後の教え子として、商人魂と日本酒の知識を学ぶ。
有楽町店店長、店舗スーパーバイザーを歴任した後、上海店の立ち上げにも携わる。
情熱は人一倍で、美味しいワインがあると聞けば、欧州やアメリカの山奥だけでなく、 南米や南アフリカなど地球の裏側まで足を運ぶ、その情熱とフットワークの軽さはヴィノスでNo.1。

夏ヌーヴォー、気になる2021年の出来は?

先週末からご予約スタートした夏ヌーヴォー

「楽しみにしています!」
「今年のぶどうの出来はどうですか?」

と、さっそく沢山のお客様から、ご予約やお問い合わせをいただいております!

「夏のヌーヴォー」とは?詳しくはこちら

たった今、現地オーストラリアからは、「こちらを出発したよ。日本のお客様に飲んでいただくのが、今から楽しみです。」との連絡が!

ワイン造りから販売までを手がけるカラブリア家のアンドリューさんから、ビデオレターが届きましたので、ご紹介いたします。





Fantastic vintage, which really warm days and some cool nights during the ripening period. And quite lucky that the vintage started early, so we picked the Moscato earlier than normal. We picked at nice ripe so the freshness retains in the product. Beautiful tropical fruits, and little bit frizzante finish.
Beautiful elegant Chardonnay. Nice ripe melon fruit, beautiful acidity. This wine greatly pairs with many dishes from chicken to a creamy pasta.

(素晴らしいヴィンテージになりましたよ!ぶどうの成熟期間は、昼夜の寒暖差があって、ぶどうが早く熟した年でした。

モスカートは例年より早く収穫したので、完熟していながら、フレッシュさもあるワインになりました。トロピカルフルーツのような果実味たっぷりで、微発泡の心地よい泡を感じます。

シャルドネも、とてもエレガントな味わい。熟したメロンのような果実味に、心地よい酸味を感じます。チキンからクリームソースのパスタまで、どんなお料理にも合いますよ!)

2021年は例年以上に天候に恵まれ、よく熟したぶどうが早い時期に収穫できました。
このため夏ヌーヴォーも、少し早めの6月26日(土)に到着予定です!

夏本番になる頃には、売り切れてしまう可能性も・・・
無くなってしまう前に、お早めのご予約がおすすめです!

内藤

【プロフィール紹介】
大学卒業後にフランスに留学。語学勉強をすると同時に興味のあったワインにも触れる。 帰国後、別のワイン企業に就職。ホテルやレストラン、ワインショップといった対企業販売をする中、「得意先の先にいるお客様が、どうワインを楽しんでいるのか知りたい」と思い、ヴィノスやまざきに2019年に入社。現在マーケティング部でWEBSHOPとSNSを担当。しょっちゅう飲むのはウエストエンド・ブラック・シラーズ。同じカラブリア家の夏ヌーヴォーを昨年初めて飲んですっかりハマってしまう。

「父の日」に贈る、ふだんは褒めない父が褒めたワイン

もうすぐ6月。
6月20日は「父の日」ですね。

いつも支えてくれるお父さんや、離れて暮らすなかなか会えないご家族に、この機会に「特別」なワインを贈るのはいかがでしょうか。

生まれ故郷が東北の私も、なかなか実家に帰ることが出来ず、一年以上が経ちました。
今も福島で復興支援に取り組んでいる、私の父。
真面目な性格で、ふだんはあまり褒めたりお世辞を言ったりしないのですが、そんな父が「そういえば、あのワインが美味しかった」と話してくれた一本があります。

スタディ・イン・ブルー

このワインはもともと、カリフォルニア屈指の高級ワイン産地ナパ・ヴァレーで開催していたオークションのために、当店の人気蔵元ウォーターストーンが特別に造った一本でした。

オークションでは、なんと1本約2万円で落札。
そんなワインを、彼らが「当店長年のパートナーであるヴィノスやまざきのお客様に、ぜひ飲んでほしい」と特別に分けてくれたことが、日本のお客様にご紹介したきっかけです。

ナパ・ヴァレーの銘醸畑を知り尽くしたウォーターストーンが、ぶどうにこだわり抜いて造る「スタディ・イン・ブルー」。

買付隊は、これまで何度も現地を訪問し、「もっと濃く・・・!」とお客様の声をお届けしてきました。
またオーナーのブレントさんも、日本に繰り返し足を運び、お客様の声に耳を傾け、ワイン造りに活かしてきました。こうしたお客様のお声があってこそ、毎回入荷するたびにすぐ完売してしまうほどの人気ワインになったのです。

その名前の通り、ブルーベリーのような甘く熟した「青い」果実の印象。
濃厚な味わいで、飲み応えのある濃い赤ワインが好きな父にぴったりの一本です。
今年の父の日は、この「スタディ・イン・ブルー」を父に贈りたいと思います。

そしてヴィノスやまざきの各店でも、間もなく父の日フェアのご予約がスタートします。
ぜひお楽しみに!

商品部 保坂

【プロフィール紹介】
秋田県出身。JSAソムリエ。ドイツワイン上級ケナー。
大学卒業後新卒採用で入社。スーパーの売場作り、海外買付のかばん持ち、武蔵小杉店・仙台店の立ち上げ店長を経て、挫折の中から「川上から仕入れたワインを売るのではなく、お客様に喜んで頂く商品を開発することがミッション」と開眼、現職に。座右の銘は「謙虚 感謝」。
父の背中を追って、東北出身者として今なお、地元の復興支援を応援。復興支援ワイナリーのサポートにも取り組む。

全国屈指のワイン売場、西武池袋で人気のワインとは?



池袋駅直結の西武池袋本店は、日本随一の客数を誇る百貨店。お酒売場では、ヴィノスやまざきをはじめ、様々な専門店のワインが並ぶ、全国屈指のワインのセレクトショップです。

毎日沢山のお客様がご来店されますが、ワイン通の方から、普段はあまりワインを飲まない方まで、多くのお客様を魅了する大人気のデザートワインがあります。

スリーブリッジス 貴腐ワイン

まるでハチミツのような、とろける甘さと、上品な口当たり。
お客様からも「ワインが苦手でも飲める!」と、驚きの声をいただきます。

「貴腐ワイン」はというと、収穫を遅らせて完熟したぶどうに偶然「貴腐菌」というものが付いて、干しぶどう状になった貴腐ぶどうから造るワイン。
ぶどう一房から出来るワインの量は、わずかティースプーン1杯分のみ・・・
このため、通常1本5,000円以上はしてしまう高級ワインです。

そんな中、このスリーブリッジス 貴腐ワインは、オーストラリアの家族経営蔵元カラブリア・ファミリーがこだわり抜いて造る、コストパフォーマンス抜群の1本。

彼らとは10年以上のお付き合いで、日本にも何度も訪れ、店頭では自ら日本のお客様にワインを紹介し、そこでいただいたお客様の声を大切にして、ワイン造りに活かしてきました。

その結果、アジア最大級のワインコンクールでは、最高金賞を2度も獲得。
当店でも一番人気のデザートワインですが、先週末から特別価格の1,980円(税込2,178円)でお届けしていて、ますます人気が高まっています。

濃厚な甘みやアプリコットのような華やかな香りは、食後にぴったりで、甘い洋菓子とも相性抜群です。

西武池袋店の食品フロアには、多くの人気スイーツ店も並んでおります。(時には長蛇の列となる話題のショップも・・・)

美味しいスイーツとデザートワインのペアリングで、癒しの時間をお楽しみください。

追伸:カラブリア・ファミリーとヴィノスやまざきが造る夏の風物詩夏ヌーヴォーのご予約がスタートしました!2021年の採れたてぶどうで造る、フレッシュでフルーティーな夏の新酒です。
ぜひお楽しみに!

西武池袋店 三浦

【プロフィール紹介】
岩手県出身。そごう横浜店立ち上げ、武蔵小杉店などを経て、2021年春から西武池袋店へ。専門知識だけでなく、普段ワインを飲まない方にも「ワインって難しくないんだ」と思っていただけるような、アットホームな接客を心がけています。

主婦を一休みしたくなったら。

今日5月25日は、「主婦休みの日」
「毎日家族のために頑張る主婦に、リフレッシュ出来る日を」と制定された日で、今日を含め年に3日(1月25日・5月25日・9月25日)あります。

かくいう私は、主婦歴2年のまだ新米。ヴィノスやまざきには、社長をはじめ活躍する女性が多く、子育てしながらフルタイムで働くスタッフもいて、本当にすごい・・・と思います。

全国の主婦の皆さまも、忙しい毎日をお過ごしかと思います。
たまには肩の力を抜く日も必要ですよね。
そんな時は、Uber Eatsに頼るのはいかがでしょうか。

Uber Eatsは、携帯電話一つで、欲しい料理を当日すぐ届けてくれる便利なサービス。
実は当店のワインも、Uber Eatsでご利用いただけます。

Uber Eats対応店舗
 広尾店(詳しくはこちら、中目黒店(詳しくはこちら
 (6月15日~対応予定)有楽町店、コレド室町店

昨年からは外出を控える方が増え、Uber Eatsのご利用も増えてきました。
さっそく広尾店・中目黒店の店長に、どんなワインが人気か聞いてみました。

たとえば、広尾店で一番ご注文が多いワインは、こちら。

トゥルーヴァイン・バイオダイナミック赤

通常の有機栽培よりさらに一歩進んだ 「バイオダイナミック農法」の、こだわり抜いたぶどうから造る赤ワイン。カリフォルニア、メンドシーノの畑を知り尽くした匠の醸造家と共にオリジナルで造りました。

ドライフルーツのように凝縮した果実味で、試飲した店長たちも「えっ、これが有機ワイン!?」と驚いた一本。有機ワイン特有のクセや、薄くて酸っぱかったり・・・ということもなく、お肉料理全般に合いますよ。

そして中目黒店で人気のワインは、こちら。

スリーブリッジズ・シャルドネ

オーストラリアの人気蔵元が造る、コクあり白ワイン。トロピカルでジューシーな果実味に、キリッとした酸、そして樽の香りが広がり、飲み応えがあります。

スクリューキャップなので、開けるのも保存も簡単。
合わせる料理はシーフードも良いですが、チキンやパスタにもおすすめです。

塩野店長によると、「Uber Eatsをご利用のお客様は、店頭で買われる方以上に、お気に入りのワインをリピートされることが多いんです」とのこと。そんなリピート率No.1のワイン、ぜひお試しください。

Uber Eatsの対象エリアでない方も、ワインは宅配が便利です。
WEBショップや通販(TEL:0120-740-790)を、ぜひご利用くださいね。

忙しい毎日に、美味しい蔵直ワインで、リラックスした時間をお届けできれば幸いです。

本島

【プロフィール紹介】
2010年ヴィノスやまざき入社。学生時代はほとんどワインを飲まず、ヴィノスやまざきの開発した甘口&低アルコール赤ワイン「ソレイユ」に衝撃を受けて入社。広尾店店長、商品部にて輸入業務を担当した後、現在はWEB・マーケティングを担当。JSAソムリエ、SAKE Diploma、WSET Level3。WSET Diploma受験中。主婦歴2年、いまだに慣れない家事に奮闘中で、Uber Eatsもしょっちゅう利用します。

勢いが止らない!メモリアルワインとは?

「えっ、このワインは一体何!?」
この週末、ヴィノスやまざきのお店で、お客様からお問い合わせが集中したワインがあります。

それが、メモリアルワイン メリタージュ アレキサンダー・ヴァレー

5月22日(土)に発売されたばかりですが、「昨日飲んで美味しかったから、追加で買いに来ました」というお客様もいらっしゃったほど!多くのお客様にお楽しみいただき、ありがとうございます。

「手頃なのにこんなに濃いなんて、一体どうして?」
「このラベルは一体何?」


そんな多くのお問い合わせをいただきましたので、果たして一体どんなワインなのか?本日のブログで解き明かしたいと思います。

10年以上、当店の赤ワイン部門で人気No.1の大ヒットワインストーンヘッジ メリタージュ ナパ・ヴァレーは、畑から指定し、ブレンドを行い、蔵元と共に造り上げたワイン。
この「メモリアルワイン」は、その「メリタージュ」の弟ワインとも言える1本です。

ラベルに描かれているのは、4月に移転のため閉店となった、静岡本店。
新たなステージへ踏み出すヴィノスやまざきに、特別なワインを・・・と畑から指定し、オーダーメイドで造っていただきました。

プロジェクトがスタートしたのは、約1年前。

お客様が求める味わいは?
ラベルはどうしよう?
ディスカッションと試飲を重ね、探すうちたどり着いたのは、カリフォルニア、ソノマ郡の小地区アレクサンダー・ヴァレーでした。冷涼なソノマ郡の中では比較的温暖で、赤ワインが有名な銘醸地です。

アレクサンダー・ヴァレーの代表ワインといえば、シルヴァー・オークという造り手がおります。
彼らのアレクサンダー・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨンは、1万円を超えるほどの高級ワイン。

そんなワインも生まれる銘醸産地の中でもさらに、有名生産者も使用するダグラス・モンソン・ヴィンヤードのぶどうを分けていただきました。



出来上がったサンプルを試飲した店長たちが「これだ!」と満場一致で納得して、完成したワイン。

力強いカベルネ・ソーヴィニヨン種を主体に、まろやかな味わいのメルロ種をわずかにブレンドしました。さらに6カ月樽で熟成することで、ベリーの鮮烈な味わいに、程よいタンニン(渋味)と、飲み応えを感じる骨格のあるワインに仕上がりました。

入荷したばかりですが、お店でもWEBショップでも、勢いが止まりません・・・!
限定数のみの入荷となりますので、ぜひお早めにお手に取っていただければ幸いです。

店舗部 近光

【プロフィール紹介】
2010年ヴィノスやまざき入社。JSAソムリエ。 学生時代にバーテンダーのアルバイトを通じてワインに興味を持ち、入社。有楽町店、中目黒店、神戸店店長、品川店店長、渋谷店店長を経て、現在はエリアマネージャーとして若手店長の指導にもあたる。もともとフランスワイン好きだったが、ヴィノスのカリフォルニアワインに触れ、現地にも訪問したことでカリフォルニアの美味しさに開眼。フランスワイン好きの方が多い渋谷店で、カリフォルニアワインの魅力を広める。

飲み比べてください!有名グランヴァンVS蔵直プレミアムワイン ~シャルドネ編~

「白ワインの女王」と呼ばれる白ぶどう品種、シャルドネ。
世界中で栽培されていますが、フランスのブルゴーニュ地方がもっとも有名です。

私はフランス各地を巡り、このブルゴーニュに惚れ込んで、現地の醸造学校で学び、醸造に携わっていたほどのブルゴーニュワイン好き。現地にいた時は、数々の銘醸村も訪ね歩きました。

たとえば、世界最高峰のシャルドネの産地「モンラッシェ」。
有名生産者や特級畑のワインでは、1本数万円~数十万円するものも珍しくありません。
でも、モンラッシェはそれくらい、何物にも代えがたい美味しさ・・・

そう思っていました。
帰国後、ヴィノスやまざきで、あるシャルドネに出会うまでは・・・



それが、修道士のシャルドネ サンセザール

熟した白桃のような透明感あふれる果実味を、上品な樽の香りが優しく包み込んでいる。
濃いのに、こんなピュアなワインが造れるなんて・・・一体なぜ?

その理由は、「販売のため」のワインではないから。

このワインは、カンヌ沖にある小さな修道院の島で、修道士たちが造るワイン。
島を訪れた巡礼者や、修道士たちのお祈りための特別なワインです。

修道士たちは、「神に労働を捧げるため」にぶどう栽培とワインの醸造を行っています。

自然農法でぶどうを育て、手摘みで収穫し、ぶどうはプレスせずに、自然に流れ出た一番搾り果汁(フリーランジュースと呼ばれ、量は少ないが、旨みが凝縮し雑味が少ない)を使う・・・
販売のためではないからこそ成せる業です。

もともとこのワインを飲むためには、修道院に巡礼に行くしかありませんでした。
しかし、どうしても日本のお客様にお届けしたい・・・

ヴィノスやまざきは、1995年に初めて彼らと出会ってから、現地に何度も足を運びました。
そして、ヴィノスやまざき創業の地である静岡市とカンヌ市が姉妹提携だったご縁で、当時の静岡市長からカンヌ市長を通じ、彼らのワインは初めて島を出て日本に来ることになったのです。

それ以来、現地フランスでも一般に流通しておらず、入手困難なこの修道院のワインを、年に一度、ほんの少しだけ分けていただいております。

モンラッシェは希少ですし、もちろん美味しいです。
ですが、この修道士のシャルドネは恐らく、それ以上に手に入らない希少なワイン。
さらに味わいも・・・いえ、どちらがお好みかは、ぜひご自身で飲み比べてみてください。
そして、ご感想をお聞かせくださいね。

寺田

【プロフィール紹介】
フランス各地を巡り、ボーヌにある国立醸造学校を卒業。帰国後は、生産者の想いをお客様に届け、日本でもワインをもっと気軽に楽しんで欲しいと、ヴィノスやまざきに入社。豊富な知識を活かし、買付から社員教育まで、幅広い業務を担当中。ピノ・ノワールとシャルドネの試飲力は、ブルゴーニュのプロからも高く評価されている。

トロフィーワイン、誕生の裏に・・・

先日のブログでは、有名ブランド以上のブランドワインに今後なるかもしれない・・・そんな特別なワインをご紹介させていただきました。こちらから)

ですが、やはりワインは「ブランドや知名度じゃない」と思います。

高い有名ブランドワインではなく、美味しくて手頃なワインをお届けしたい・・・と、無名でも本当に納得した味わいと価格のワインを足で探し、なければ自分たちで造り上げてきました。
そして、こうしたワインを30年近くお届けし続けることができたのは、味を分かってくださり、楽しんでくださる多くのお客様がいらしたからです。

そんな一本が今日、新たに全国のヴィノスやまざきに到着しましたので、ご紹介させてください。



それが、トロフィー・プレミアム カベルネ・ソーヴィニヨン ラザフォード」。

2015年にヴィノスやまざきが、ワイン業界で初めて「米国農産物ホール・オブ・フェーム(名誉の殿堂)」を受賞したことを記念して、特別に造っていただいたワインです。

代々の受賞者は、大企業のトップや、啓蒙団体のトップの方など、本当に著名な方ばかり。
なぜ大企業ではなくヴィノスが・・・最初はそう思ったのですが、評価していただいたのは、「長年に渡ってワインを輸入するだけでなく、直接エンドユーザーに手渡してきた」という点。

つまり、私たちだけの力ではなく、ワインを飲んでくださる沢山のお客様のおかげで、このような素晴らしいトロフィーを受賞することができたのです。

その受賞を記念して、ナパ・ヴァレーで畑から指定し、造っていただいたのがトロフィーワイン

ギュッと詰まったぶどうの旨みがたっぷりと感じられ、樽の香りも感じる、贅沢な一本・・・
ナパ・ヴァレーの中でも、数万~十数万円クラスのトップワイナリーも選ぶ小地区「ラザフォード」のぶどうを使用し、樽で12カ月熟成していただきました。

ワインは、広い地域のぶどうを集めて造るよりも、優れた小地区や畑のぶどうだけを選りすぐって造ることで、より質の高いワインが生まれます。ですが、「ラザフォード」のような銘醸地区のぶどうは多くの有名ワイナリーもこぞって買い付けるため、もちろん価格は高くなります。

普通なら、どう考えても数万円はするのでは・・・と思うほどのワインですが、ブランドではないオリジナルワインだからこそ、1万円を切る価格でお届けできることになりました。

前回の入荷時にはあっという間に完売し、「トロフィーワインはもう入らないのですか?」というお声に、今回新しく造ったトロフィーワイン。今、ナパ・ヴァレーのぶどうの供給状況はますます厳しくなってきていて、次回は造っていただけるかどうか分かりません。

ぜひお手に取っていただければ幸いです。

ヴィノスやまざき スタッフ一同

暑い夏に欠かせない!「夏のヌーヴォー」って?

ヴィノスの夏の風物詩となりました夏ヌーヴォー
いよいよ明日5月22日(土)より、ご予約がスタートします!

特設サイトはこちらから

夏ヌーヴォーを初リリースしてから、今年で5年目。
お客様から「今年は、夏ヌーヴォーは入ってくるの?」との嬉しいお問い合わせを、夏前の今の時期から多くいただくようになりました。

夏ヌーヴォーは、お客様から「ワインが好きだけど、最近夏が暑すぎて・・・爽やかな味わいの、夏のためのワインが欲しい!」とのお声から生まれたワインです。

あれ?もうヌーヴォーの季節??
そう思われた方もいらっしゃるかもしれません。

「ヌーヴォー」とは、今年のぶどうから造る「新酒」のこと。
毎年11月に解禁する、フランス産の「ボジョレー・ヌーヴォー」が有名ですよね。

実は、この季節にお届けできるのは、南半球のオーストラリアのヌーヴォー(新酒)だから。

爽やかでフレッシュな「夏のためのワイン」なら、その年に収獲したばかりのフレッシュなぶどうから造るヌーヴォーがピッタリなはず!そう思ったのですが、北半球のぶどうの収穫は10月前後・・・夏にヌーヴォーは飲めない・・・。

それならば!と白羽の矢が立ったのは、ちょうど4月前後に収穫を行い、日本では夏の時期にヌーヴォーが出来上がる、南半球のオーストラリアでした。

オーストラリアの蔵元カラブリア・ファミリーは、当店で大変人気の蔵元です。彼らの元に足を運び、約一年がかりで蔵元と交渉を行い出来上がったのが、この「夏ヌーヴォー」。

シャルドネ(辛口白ワイン)」と「モスカート(微発泡甘口白ワイン)」の2種類のヌーヴォー(新酒)を、今年もご用意いたします!

完熟の採れたてぶどうで造るフレッシュな夏ヌーヴォーは、今年は少し早めの6月26日(土)に解禁

さらに、今年も夏ヌーヴォーだけでなく、イタリアの微発泡辛口の夏限定ワインも入荷(8月中旬入荷予定)いたします!

ヴィノスの夏ヌーヴォー&夏ワインで、今年の夏をもっと楽しみましょう!

夏ヌーヴォー買付隊 神宮司

【プロフィール紹介】
JSAソムリエ。渋谷店、有楽町店、京都店店長、神戸店店長を経て、2016年よりたまプラーザ店店長を務める。2017年には夏ヌーヴォー開発プロジェクトのため現地オーストラリアへ飛び、お客様の声を生産者に届ける。

飲み比べてください!有名グランヴァンVS蔵直プレミアムワイン

只今、次回5月22日(土)から始まる新ワインフェアのチラシを作成中です!
もうすぐ皆様のお手元にお届けできるかと思います。

今回「蔵直ワイン最前線」と銘打ち、初披露となるオリジナルワインや、今世界が注目する新産地のワインをご紹介させていただきます。

一番の注目は、ウルグアイのトップワイナリーとも言われる「ガルソン」。著名ワイン誌では「世界TOP100」に選ばれ、国内の有名ホテルにもオンリストするなど、蔵直最前線のダークホースです。

ガルソンとのエピソードはこちらから

そんな彼らが日本でのパートナーとして指名したのが、ヴィノスやまざきだったのです。
「日本のパートナーには、数々の無名産地のワインも大ヒット商品に育て上げてきたヴィノスやまざきしか考えられないと思っていた。」
と、オーナーであるアレハンドロ・ブルゲローニ氏ご自身が語ってくれました。

※ヴィノスやまざき有楽町店にて(中央)アレハンドロ・ブルゲローニ氏(左)ボデガ・ガルソンのワイナリー最高責任者

実はその彼が、カリフォルニアのナパ・ヴァレーにひっそりとワイナリーを所有しています。
ナパのカベルネ・ソーヴィニヨンのポテンシャルを最大限引き出すことを目的に作りだしました。
テイスティングルームは一般に公開されておらず、現地でも蔵元のメーリングリストに登録しなければ直接購入はできない、隠れたワイナリーなのです。

本来は何年も待たなければ入手できない入手困難なカルトワイン・・・ですが、ウルグアイのワインを日本に広めてきた信頼で特別にお分けいただきました。

ナパ・ヴァレーでは、観光用の大規模なテイスティングルームを所有する大手ワイナリーが多いのですが、今はまだ一般には知られていません。
しかし、世界のワインテイスターたちから注目を集め始めています。
実際に、世界的なワイン専門誌では高い評価を獲得しています。



そんな一本が、アレハンドロ・ブルゲローニ・エステート ライソロジー カベルネ・ソーヴィニヨン2016

ぜひナパ・ヴァレーの有名ワイナリーと飲み比べてください。オーパス・ワンをはじめとする有名ブランド以上のブランドワインに、今後なる可能性があるかもしれません。

そして、ここだけの話・・・入荷数が非常に少ないため、次回のフェアが始まってしまうとなくなってしまう可能性もございますので、どうかお早めによろしくお願いいたします。

福井

【プロフィール紹介】
静岡県出身。米国ワインエデュケーター協会認定CSWワインスペシャリスト、JSAソムリエ、きき酒師。 ヴィノスやまざきの新卒第1期生として入社。先代・山崎巽の最後の教え子として、商人魂と日本酒の知識を学ぶ。 有楽町店店長、店舗スーパーバイザーを歴任した後、上海店の立ち上げにも携わる。 情熱は人一倍で、美味しいワインがあると聞けば、欧州やアメリカの山奥だけでなく、 南米や南アフリカなど地球の裏側まで足を運ぶ、その情熱とフットワークの軽さはヴィノスでNo.1。

入社11年目の告白:実はワインは苦手でした・・・

大変お待たせいたしました!
一時品切れとなっていたソレイユ・キュヴェ・ユーコが、ついに明日、店頭に到着します。

当店で一番人気の、低アルコール(6%)の甘口赤ワイン。
「赤ワインなのに、渋くなくて飲みやすい!」と、シリーズ累計の販売本数は135万本を超え、全国のお客様にお楽しみいただいております。

実は、私もそんな一人。
ヴィノスやまざきのスタッフは、もともとワイン好きが圧倒的に多いので、私のように入社前はワインが苦手だった・・・という人は珍しいかもしれません。
それでも入社したいと思ったのは、この「ソレイユ」を知ったからでした。

学生時代はワインをほとんど飲んだことはなく、美味しいと思ったこともありませんでした。
「ワインの仕事って、なんとなくオシャレな感じがするし、海外の生産者とも話せて楽しそう。」
当時はそんな軽い気持ちで参加した会社説明会で、出されたのが「ソレイユ」。

えっ、これがワイン?
全然渋くないし、甘口ですごく飲みやすい。
かといって、甘ったるい訳ではなく、すっきり飲める。

そう思っていたところ、こんな説明がありました。
「どこにも無かったので、オリジナルで造りました。」

きっかけは、現社長のお母さまの、この一言。

「どんなに良いワインでも、高齢でアルコールが弱くなってきた私たちには飲めない。健康のために、ポリフェノールたっぷりで、しかも美味しい低アルコールの赤ワインを仕入れてきなさい。」

国内にも世界中にもそんなワインは無く、「甘口で低アルコールのワインなんて・・・冗談じゃない」と色々な生産者に断られながらも、ようやく作ってくれる蔵元を見つけ出したのです。

お店に立っていると、
「ワインが苦手だけど、これなら飲める」
「ワインを初めて美味しいと思った」

と、「ソレイユ」をきっかけにワインを楽しんでくださるようになったお客様が多くいらっしゃいます。

「ワイン愛好家だけでなく、ワインが飲めないという方にも、ワインを広めていく」

口でいうのは簡単ですが、実際に実行するのは難しい・・・それを強い思いで実現してみせたのが、「ソレイユ」だと思うのです。

ワインをこれから始めようかな?という方は、ぜひ初めてのワインに。
そして、ふだんは本格ワインがお好きな方も、少しほっと一息つきたい時に。

湿度が高いこれからの季節は、冷蔵庫で1時間、キリっと冷やして。
また、氷を入れてオンザロックも、すっきり飲めて美味しいですよ。
ぜひお楽しみください。

本島

【プロフィール紹介】
2010年ヴィノスやまざき入社。学生時代はほとんどワインを飲まず、ヴィノスやまざきの開発した甘口&低アルコール赤ワイン「ソレイユ」に衝撃を受けて入社。広尾店店長、商品部にて輸入業務を担当した後、現在はWEB・マーケティングを担当。JSAソムリエ、SAKE Diploma、WSET Level3。WSET Diploma受験中。

私の人生を変えた赤ワインとは・・・



5月から広尾店長に拝命させて頂きました、小林航太と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

さて、今は来年度の就職活動の真っ最中。
思えば、私がヴィノスやまざきにどうしても入社したいと、就活をしたのも今から6年前の今頃です。

私がヴィノスやまざきに入社するきっかけとなったのが、学生時代に現地フランスで出会った1本の赤ワイン・・・「レイニャック」でした。

とにかく美味しい、気品があって、こんなワインが世の中にあったのか・・・と、帰国後輸入元がヴィノスやまざきという会社ということを知り、迷わずエントリーしたのです。

レイニャック・キュヴェ・スペシャル

レイニャックは、90年代半ばから様々な審査会で、ボルドーの1級シャトーや、ペトリュス、シュヴァル・ブラン、アンジェリュスなど名だたる格付けシャトーを圧倒し、世界に知られるようになりました。

ですが、まだ無名な時代にレイニャックを見つけ出し、日本に輸入したのがヴィノスやまざき。

最高のワインを造りだすために敷地内の改革を行い、ワイン造りに全身全霊を傾けてきたオーナーのヴァテロさんとは、レイニャックが誕生して間もない頃から約30年来のパートナーです。

聞けば、輸入を始めた当時は、ヴァテロさんと意見が合わず、衝突も絶えなかったそうです。
世界的なソムリエや評論家に高い点数をつけてもらうようになり、ヴァテロさんは当然、高額な販売価格を設定しました。そして毎年決められた数を必ず販売する、という契約も。

勿論、これはボルドーだけでなく、多くのワイナリーにとっての常識なのです。
しかしヴィノスやまざきの現社長は、ヴァテロさんと話し合うために現地ボルドーまで飛び、何度も議論を重ねました。

① どんなに素晴らしいワインでも、消費者が毎日飲める価格であること。理想は3000円~5000円。1万円だとハードルが高い。
② 毎年試飲して、納得しなければ仕入れません。
③ 特に多くの樽の中でも、一番良くできた樽のワインだけを使うこと。


あまりの無理難題にヴァテロさんは憤り、激論になったこともあったそうです。
それでも、こう思いを伝えました。

「評論家ではなく、お客様のためにワインを造ってほしい。少しずつ時間をかけてワインの魅力を伝えていくことで、レイニャックを長年愛していただけるファンを作っていく。それが、私たちが考える誠実な商売のあり方です。」

それから日本に何度も足を運び、お客様の声に耳を傾け、お客様が求めるワインは何か・・・それを追求するようになったヴァテロさん。品質はぐんぐん上り、また最近では、自然派の認証のHVEも取得し、ボルドーのグランヴァンでは珍しい自然派ワインにもなったのです。

そんな経緯があって、今では在庫が足りない位の人気ワインとなりました。

広尾は場所柄、数万円のボルドーのグランヴァンも良く売れるのですが、毎日飲めるグランヴァンをご紹介し、広尾の地域の方々に愛されるお店を作れるよう、頑張っていきたいと思います。

私の広尾店店長就任を祝って???実はサプライズが!!

長年のパートナーだからこそ、ヴィノスのお客様には飲み頃のワインを楽しんでほしい、と特別に譲っていただいた、7年熟成のレイニャック・キュヴェ・スペシャル2014

5月21日(金)まで3,980円(税込4,378円)という本当に特別な価格でご案内しておりますが、「理想は3000円~5000円」といった社長の無理難題が実現した、奇跡の価格です。
是非、お楽しみください。

広尾店 店長 小林

【プロフィール紹介】
学生時代に留学していたフランスのワインショップで偶然購入した「レイニャック赤」をきっかけにワインを好きになり、ワイン業界を志す。ヴィノスやまざきがレイニャックの輸入元であることを知り、入社。有楽町店を経て、神戸阪急店、等を経て、5月から広尾店店長に。昨年フランスでの買付では、過去最多の試飲を行うも、結局はレイニャックや蔵直(R)ワインの実力を実感。実家の両親の経営するフレンチレストランにもレイニャックをすすめる、レイニャック愛に溢れるソムリエ。

「お魚と赤ワイン」はNGって本当?スタッフで徹底検証しました!

皆さまは、ワインを何と一緒に楽しんでいますか?

レストランでワインを選ぶ時には、ソムリエにおすすめを聞く方も多いかもしれません。
しかし、最近ではご自宅でワインを飲まれる方も多いはず。
その時、お料理とワインの相性はどうしても気になるものです。

「お肉だったら、赤ワインかな。」
「お魚は白ワイン?」
など、なんとなくのイメージで決めていませんか?

ワインはたくさんの種類があり、それぞれ異なる味わいです。
食べ物との組み合わせを、さらに深めて考えてみると、さらに美味しい発見があります!

そこで、本日は「魚だけど赤ワイン!」にチャレンジ。
今が旬の「初ガツオ」に合う赤ワインを、スタッフが実際に合わせて検証しました。

■合わせるポイントは?

えっ、お魚に赤ワイン?
そう思われるかもしれませんが、実はカツオのような赤身の魚は、意外にも赤ワインが合うのです!

お魚に合わせる赤ワインを選ぶ時、気を付けるポイントは1つ:「渋みの少ない赤ワインを選ぶこと」
赤ワインの渋み成分であるタンニンが魚の脂と結びつくと、金属っぽい生臭さを生み出してしまいます。

■おすすめ1:某国空会社ビジネスクラスにも搭載!?のフレッシュなピノ・ノワール

そこでまず選んだのは、渋みが少ないぶどうの代表品種「ピノ・ノワール」。

高級ワインが多いピノ・ノワール・・・ですが、今回は家飲みに毎日気軽に楽しめる、手頃な価格のピノ・ノワールと合わせて実食しました。検証(詳しくはこちらの結果、おすすめのワインがこちら!

テラマター・ピノ・ノワール

フレッシュなベリーの香りにあふれ、酸味は抑え目。
酸味の強いものが多いピノ・ノワールですが、このワインには、ふくよかさもあります。

シンプルにお醤油でも良いのですが、ややタンニンを感じるので、食べ方はたたき(ねぎを散らして和風に)がベスト!その他にも、にんにくをつけた場合もばっちり合いました。

このワイン、過去には数千本の中から狭き門を潜り抜け、日本航空のビジネスクラスにもオンリスト。1,000円台と手頃ながら、実力派の一本です。

「美味しいピノ・ノワールは高くて、なかなか毎日は楽しめない・・・手頃で美味しいものは見つけられないだろうか?」そんな思いでたどり着いたのが、地球の裏側チリにある、テラマターでした。

彼らのワインは、チリではめずらしい100%エステート(自社畑)。
手頃な価格でも、ぶどうを買い集めて造るのではなく、自分たちでぶどう栽培から行っているので、安定した質と味わいのワインをお届けできるのです。

■おすすめ2:イタリアの有機農園が造る!オーガニックのまろやか赤ワイン

次に選んだのは、こちらの一本。

ラ・セルヴァ・テルツォ

オーガニックのぶどうから造られ、このワインも渋みが少なく、するすると飲めてしまいます。
フレッシュながら軽すぎず、ややタンニンも感じるので、たたきにすると、香ばしい風味とマッチ。オリーブオイルと塩こしょうで洋風にしても、美味しく楽しめました。

このワインを造るのは、イタリアの銘醸地トスカーナで、有機栽培に取り組むラ・セルヴァ農園。

トスカーナの中でも、沿岸部のマレンマ地区にあり、今では多くの有名ワイナリーも進出する注目産地。ですが、彼らが畑を開墾した当時は、周囲に畑も家もなかったため「セルヴァ(=野生の大きな森)」と名付けたのだそう。創業当時から、ぶどうや野菜をオーガニックで手造りしていて、地元の方に販売してきました。

ふだんあまり注目されることがなかったワインですが、実は、当店で10年以上のロングセラー。
カツオとの意外なペアリングで、今回、新しい楽しみ方を発見することができました。

■まとめ

ポイントは、「渋みが少ない赤ワインを選ぶ」に加えて、「何風」に食べるかにもかかっているようです。

お醤油の代わりに、塩とオリーブオイルで味付けてみると、ワインとの相性がさらに良くなります。

当店のロングセラーペトラリアのオリーブオイルは、それだけで調味料になる、まるでエキスのようなオリーブオイル。エキストラバージンオリーブオイルの中でも最上位クラスの酸度でありながら、チリ産なので、とにかくお手頃価格。ぜひお試しください。

最後に、楽しみ方のワンポイント。
お刺身は冷たいままいただくお料理なので、ワインも少し冷やすのがおすすめです。
ワインを冷蔵庫で30分くらい冷やすと、少しひんやりとして、ワインの味わいも引き締まります。

初夏の陽気の日も増えてきました。
美味しい料理とワインのペアリングで、体に気を付けて、元気に頑張っていきましょう!

たまプラーザ店 女子チーム

たまプラーザテラス店
アクセス:東急田園都市線「たまプラーザ」駅直結
電  話:045-905-0805
営業時間:10:00~21:00
(※短縮営業中、テイスティングバーは休業中)
店舗での安全対策はこちら

営業再開!感謝の気持ちを込めて。

5月も下旬に入り、ヴィノスやまざきでは一部休業中のお店もありましたが、ようやく全店舗が揃って営業を再開いたしました。

本日は、休業中も支えてくださったお客様にメッセージをお届けしたい!という店長たちの想いを受け、営業を再開したばかりの池袋店、パルコヤ上野店からお届けいたします。

まずは、池袋店の田川店長から。



再開初日にご来店いただいたお客様からは、
「待ってたよ」
「ワインはやっぱりヴィノスのじゃないと」
など嬉しいお言葉を多くいただき、日々多くの素晴らしいお客様に支えられていることを、改めて実感しております。本当にありがとうございます。

池袋店が休業している期間は、中目黒店で勤務をしておりました。そこで大変人気を集めていたワインが、池袋店でもリピーターの絶えないシャトー・レゾリュー青ラベル

当店初の直輸入ワインの蔵元「シャトー・レゾリュー」が造る最上級ワインであり、極めて生産量が少ない赤ワインです。南フランスの4品種をブレンドし、濃密ながらエレガントさを感じる洗練された味わいの1本です。

「初めてヴィノスに来た時に買ったこのワインが美味しかったから、また来ちゃった。」
「こんなにもパワフルで濃厚な赤ワインがこの価格で買えるのはうれしい!」


中目黒店でも、このようなお声が多く聞かれました。
この美味しさの秘密は、3つ。

① 自然栽培で育てられた健全で高品質なぶどう
② 樹齢50~100年の古木から造られているからこその、ギュッと詰まった果実の凝縮感
③ 一部新樽で熟成を行うことによって複雑味と長い余韻がしっかりと感じられる

樹齢の高いぶどうは生産量が少なくなるため、入荷後すぐに売り切れてしまい、お客様にはご迷惑をおかけすることも・・・ぜひ在庫切れになる前に、お試しいただけますと幸いです。

そして、パルコヤ上野店の李店長からも、メッセージをお届けします。



約2週間の休業を経て、営業再開となりました。
休業中に、近隣の室町店や北千住店まで足を運んでいただいたお客様。
また、メールやLINEで、ご注文や温かい励ましの言葉をいただきましたお客様。
本当にありがとうございます。

お問い合わせが最も多かったワインが、ウォーターストーン・メルロシャルドネ

「昨年末に購入したウォーターストーン・メルロが美味しくて。最新ヴィンテージが入荷したと聞いたから、買いに来たよ。」
「こんなにコクと果実味あふれるナパ・ヴァレーの白ワインが、この価格とは・・・コスパに驚きです。」


お客様からは、こうした沢山のお声もいただきました。

営業は再開しましたが、まだ外出はしばらく控えたいという方もいらっしゃるかと思います。
お電話やLINEで、いつでも繋がりますので、ぜひお気軽にご連絡くださいませ。

ヴィノスやまざき スタッフ一同

ヴィノスやまざき 池袋店
アクセス:JR山手線 池袋駅 / 東京メトロ有楽町線 東池袋
電  話:03-6907-8351
営業時間:10:00~20:00


ヴィノスやまざき パルコヤ上野店
アクセス:JR山手線 御徒町駅 / 東京メトロ銀座線 上野広小路駅
電  話:03-5846-8801
営業時間:11:00~19:00

目から鱗のピノ・ノワール

世界中で数千種類もあるといわれる、ワイン用のぶどう品種。
その一つ「ピノ・ノワール」は、赤ワインに使われる代表的なぶどうで、中には1本100万円を超えるものまで存在していますが、これが世界の愛好家の垂涎の的となっています。

ピノ・ノワールといえば、フランス、ブルゴーニュ地方がもっとも有名。
私はこのブルゴーニュのピノ・ノワールに惚れ込んで、ブルゴーニュへ飛んで醸造を学び、現地の有名ドメーヌ(ぶどう栽培から醸造までを行う蔵元のこと)で醸造を経験。その素晴らしさを広めたいとヴィノスに入社して、18年になります。

入社した頃の私はというと、ワインといえばフランス。
ピノ・ノワールといえば、ブルゴーニュ以外ありえない!

トップクラスのブルゴーニュワインは、1本数万円~数十万円するものも珍しくありませんが、それくらいの価値があるから、ある程度高くても当然、と思っていました。

そんな私が、その味わいとあまりのコストパフォーマンスに衝撃を受けたのが、ヴィノスが現地まで足を運んで買い付けてきた、カリフォルニアのピノ・ノワールです。

たとえば、「マホニー・ピノ・ノワール」。

(来週5月22日(土)より装いを新たに新ヴィンテージが到着します!)

マホニー氏は、「カリフォルニアではピノ・ノワールの栽培は難しい」といわれていた時代から、いち早くピノ・ノワールを植えて研究を重ね、ナパ・ヴァレーの「カーネロス」地区がピノ・ノワールの世界的産地の一つになるまで導いてきた、パイオニア的存在。

エレガントながら濃密な味わいに、思わず「・・・美味しい」と言葉が漏れました。

そんな私が、この「マホニー」の衝撃を超えるかもしれないと思った、もう一本のカリフォルニア・ピノ・ノワールが・・・

DNAヴィンヤーズ・ピノ・ノワール

グラスに注ぐと、ピノ・ノワールらしい赤いフルーツの芳醇な香り。上品さのあるマホニーとは少し違って、ジューシーともいえるほどの、たっぷりの果実味が押し寄せてきます。

果実の柔らかさの中に、タンニン(渋味)と程よい酸味、芯の通った骨格もあり、まるでブルゴーニュワインのような本格的な味わい・・・

このワインが生まれるのは、マホニーがある「カーネロス」に並ぶ、カリフォルニアのピノ・ノワールの銘醸地、ソノマ群の「ロシアン・リヴァー・ヴァレー」。

さらに、その中でも、「カリフォルニアの至宝」とも呼ばれる超有名ワイナリーのピノ・ノワールの畑の、すぐ隣だというのです。

そして造るのは、ぶどう農家たちと強い繋がりを持ち、地元の畑を知り尽くした、現地で40年以上の醸造経験を持つ匠、デニス氏。これだけ揃って、美味しくならない訳がない・・・

それにも関わらず、日頃から楽しめる価格でお届けできるのは、ブランドが有名かどうかにこだわらず、畑とぶどうから見極め、信頼できる蔵元との関係を築いてきたから・・・と、今になっては思います。

そんな、目から鱗のピノ・ノワール。
来週5月21日(金)まで注目ワイン8本セットでもさらにお得にお楽しみいただけますが、残りがわずかとなってきました。

ぜひお近くの店舗や、通販部(TEL:0120-740-790)までお問い合わせください。

寺田

【プロフィール紹介】
フランスの国立醸造学校を卒業後、ブルゴーニュ地方の超有名ドメーヌでワインの醸造経験を積む。帰国後は、生産者の想いをお客様に届け、日本でもワインをもっと気軽に楽しんで欲しいと、ヴィノスやまざきに入社。豊富な知識を活かし、買付から社員教育まで、幅広い業務を担当中。ピノ・ノワールの試飲力は、ブルゴーニュのプロからも高い評価をされている。

ワイン屋さんのノンアルコール!飲み比べはいかがですか?

こんにちは。
沼津店店長の荻田です。



沼津店には、ワインのテイスティングが出来る、バーカウンターが併設されています。 お仕事帰りやお買い物帰りにお立ち寄りいただき、お客様との繋がりを感じる大切な場所の一つだったバーカウンターが閉まって、約一年が経ちました・・・

何か違うやり方で、お楽しみいただける方法はないだろうか・・・と、このたび約1年ぶりに、今店頭で人気のノンアルコールがお試しいただける「ノンアルバー」としてオープンしました!

ノンアルコールバーが楽しめるお店
 有楽町店、新静岡セノバ店、武蔵小杉店、沼津店

まだ気が抜けない中ではありますが、安心してお楽しみいただけるよう、安全対策をしっかりと行い、お客様をお迎えしております。(お店での安全対策はこちらから)

沼津店は、スーパーの中にあることから、一家の台所を担う女性のお客様が多くご来店されます。 こうしたお客様より、仕事や家事の合間にほっと一息つきたくて・・・ノンアルコールはありますか?と、多くのお問い合わせをいただきます。

そんな声にお応えしたいと、ヴィノスやまざきでは、沢山のノンアルコールをご用意しております

 先日のブログこちらから)でもご紹介したシードル農家のりんごジュースに並び、沼津店でリピート率No.1のノンアルコールワインが・・・

ディアムール・ミュスカ・ノンアルコール・スパークリングです!

「子供の誕生日で出したら、大人はもちろん、子供も美味しい!とすっかり気に入ってしまって。大人から子供まで楽しめるから、我が家ではいつも必ずこれ!と決めているの。」
「ママ友とのランチ会で出したら、程よい甘さがちょうどよくて。家で飲むのに、買い足しに来ました!」

などなど・・・沢山のお声をいただいております。

フランスで100年以上にわたりスパークリングワインを造ってきた老舗蔵元が、長年培った技術を活かして造るノンアルコール・スパークリングのため、アルコールが苦手な方はもちろんのこと、ワイン好きの方にもお楽しみいただきたい1本です。

ノンアルバーでは、この他にも、全部で3種のノンアルコールが飲み比べられます。
「ノンアルコールを飲みたいけど、どれがいいか分からないから、試してみたい。」
そんな時に、ぜひお気軽にノンアルバーをご利用くださいませ。

沼津店 店長 荻田

【プロフィール紹介】
静岡県出身。大学卒業後、食を探求するため、フードコーディネーターの専門学校に進学。そこで、食とワインのマリアージュに魅了され、蔵直ワインの楽しさに興味を持ち、ヴィノスやまざきに入社。静岡本店、川崎アゼリア店、新静岡セノバ店で経験を積み、2018年より沼津店店長を務める。食とワインのことなら、おぎちゃんにおまかせ!!

ヴィノスやまざきの問題児

家飲みワインブームで、あれこれ飲んでみたけれど、なかなか、これ!というワインに出会えない・・・という知人に、「絶対ヴィノスやまざきのワイン試してみて。まずは、これ。」

それが、ドメーヌ・グールガゾーという南フランス・ラングドック地方の蔵元が造る、「プティプロ」の赤と白。この造り手の中でも、一番良い区画の「プティプロ」という畑から造って頂いているのです。

赤ワインのプティプロ・カベルネ・ソーヴィニヨンと、

白ワインのプティプロ・シャルドネ樽熟成

このワインに出会ってしまったので、ヴィノスやまざきは、ワインの直輸入を始めたのです。
(もう一つのワインは、同じくラングドック地方の、シャトー・レゾリューです。)

いや、この価格で、こんなに美味しいワインってあるの?という、ワイン。
辛口ワインが苦手な方も、あふれるばかりの果実味で、なぜか飲めてしまう。
そして、かなり高級ワインを飲んでいる方も、ブラインドで試飲してびっくり。とにかく濃くて、しかも滑らか。

直輸入を開始してから27年が経ちますが、何も宣伝しなくても売れ続けているワインです。



南フランスのラングドック地方。地中海沿岸に広がり、日照量が多く温暖なので、ぶどうがしっかり完熟して糖度が上がり、酸味が少なくなります。そして果実味が豊かな分、渋みも感じにくいので、「酸味」や「渋み」が苦手な方にも飲みやすいのです。

現オーナーであるアニックさんのお父様が創業したのですが、当時は安酒の産地といわれたラングドックで、赤はカベルネ・ソーヴィニヨン、白はシャルドネを植え、まわりの生産者が危機感を持ち、毎晩ぶどうを引っこ抜かれたり、3面記事に「ラングドックの侵略者」として誹謗中傷されたり・・・それだけ、際立っていたのです。

しかし、多くの造り手の指導者となり、今ではラングドック地方は、世界的に有名なワインを産する地域となったのです。

しかし、困ったことが・・・ ラングドックワインの多くの造り手から、たくさんの売り込みがあるのですが、どんなにコンテストで高得点をとったワインも、プティプロと比較すると「コスパが・・・」と、納得できないのです。
先日も、世界的な評価誌で98点を取った有名シャトーをお断りしたのです。

これでは、なかなか新しいラングドックワインの仕入れができない・・・ある意味、プティプロは、ヴィノスやまざきの問題児でもあるのです。

でも、長年にわたり、何も宣伝しなくても売れ続けている・・・
そして、年々どんどん品質が上がっている・・・
家飲みで迷ったら、まず、そんなワインを試してみてください。

実は、そんな「問題児ワイン」、他にもあるのです・・・
どれか知りたい??
ぜひお店や、お電話(TEL:0120-740-790)やLINEこちらから)で、お気軽にお問い合せください。

こんな時期だからこそ、蔵直ワインで、ご自宅での時間を豊かにするお手伝いをできればと思います。

鶴見 明

【プロフィール紹介】
ソムリエとか、常務とか、そんなプロフィールはいらない・・・大学を卒業後、地方銀行に就職するも、ヴィノスやまざきのラングドックワインを飲んで、感動し、銀行をやめて、フランス・ラングドック地方にワイン留学。一時は家から勘当されるも、ヴィノスやまざきに10枚のラブレターを送り入社した、人生をワインにかけた正真正銘の問題児。どんなワインのご相談にも乗る、自称「究極のお客様相談室長」。

京都から、嬉しいお知らせです!

こんにちは。
ヴィノスやまざき京都店、店長の藤木です。

京都店は、本日5月12日(水)より、約2週間ぶりに営業を再開いたしました。

平日のみの時短営業(10:30~19:00)で、まだ完全に元通りという訳ではありませんが、何よりも、またこうしてお客様をお迎えできることを、嬉しく思います。(各店舗の営業状況はこちらから)



お店が休業している間、お電話やメール、LINEでご注文を承っていたのですが、地元のたくさんのお客様から、励ましの言葉をいただきました。

「家飲みワインは、ヴィノスさんと決めていますよ。」
「ゴールデンウィークも、家族でワインを飲んで、楽しい時間を過ごせました。」
「ワインが無くなったら、またすぐ連絡しますね。」

などなど・・・直接お会いできなくても、お客様と繋がっていることを実感しました。 いつも支えてくださり、本当にありがとうございます。

ふだん京都店では濃厚な赤ワインが人気なのですが、今年のゴールデンウィークは、意外にもこのワインが一番人気でした。

ジャン・ミラン トラディション・ブリュット

「色んな食事に合わせられて、万能」というお声が多いのですが、白ぶどうのシャルドネを100%使用し、当店のお客様のためにオリジナルで造ってもらったシャンパーニュです。

「シャンパーニュ」は、スパークリングワイン(発泡性ワイン)の中でも、フランスのシャンパーニュ地方で造られたもの。ぶどう品種や熟成期間など、現地のいくつもの規定を満たしたワインだけが名乗ることができます。

「美味しいシャンパーニュは、高いものばかり・・・本当に美味しくてコストパフォーマンス抜群のシャンパーニュを探してきてほしい。」

こんなお客様からのリクエストを受け、シャンパーニュ地方のあらゆる村を訪ね歩き、特級村オジェで出会ったのが、このワインを造るジャン・ミランでした。もともとはぶどう栽培農家で、「シャンパーニュの王」と呼ばれる数万円クラスの超有名メゾンもぶどうを買い求めたほど、質には定評があります。

そんな彼らに、日頃から楽しめるシャンパーニュを・・・とお願いし、オリジナルで造ってもらったからこそ、家飲みで気軽に楽しめる価格でお届けすることができたのです。

京料理といえば、素材本来の味わいを活かした、繊細な味わいが魅力。
この時期は、山の幸なら筍や山菜、海の幸なら鰆や飯蛸(イイダコ)などの、季節の素材が主役です。 そんなお料理を引き立ててくれるのが、このジャン・ミラン・トラディション・ブリュット

香りは、レモンや青りんご、白桃のように、フレッシュで爽やか。
一口飲めば、キメの細かい泡に、しっかりとした果実感と、キレのある酸。
余韻には、バニラやビスケットのような香ばしい風味・・・

ワインだけで飲んでも美味しいのですが、食事にもぴったり。
料理に合ったワインを選ばないと・・・と気負ってしまうと、ワイン選びも面倒に感じてしまうかもしれませんが、この一本さえあれば、どんなお食事にも合わせられます。

これからの初夏の季節、ご自宅での時間に、ぜひお楽しみくださいませ。
そして、皆様と久しぶりにお店でお会いできることを、楽しみにしております!

京都店 店長 藤木

【プロフィール紹介】
2009年入社。元高校球児。有楽町店、池袋店、たまプラーザ店など首都圏の店舗で経験を積んだ後、創業の地・静岡店を経て、2019年に京都店店長に就任。 最近はポルトガルワインのコスパの良さに魅了されている。京都マラソン完走が目標。

カリフォルニアの農家がピンチ!?ワインで生産者を応援!

アメリカの主要ワイン産地の一つ、カリフォルニアで深刻な水不足が発生しています。
ヴィノスのパートナーの生産者たちは、果たして・・・!?
さっそく現地の状況を伺いました。

Yes, we are in the middle of a very serious drought. On the 15th of May, we may lose all of our ability to pump water from the Russian River. We have some water in storage ponds, but it is only 50% of what we need. It's going to be a difficult season for us.

(干ばつの状況は深刻です。5月15日には、ロシアン・リヴァーから水をくみ上げることは出来なくなるでしょう。貯水池にはいくらか水がありますが、必要な量の50%しかありません。難しいシーズンになりそうです。
― ネルソン・ファミリー・ヴィンヤード クリス・ネルソンさんより)


カリフォルニアの中でも、彼らのヴィンヤードがあるワイン生産地「メンドシーノ」や、そのお隣の「ソノマ」で特に深刻な状況です。これらの地域では、4月末に緊急事態宣言が発令され、水の使用量の40%削減が義務付けられています。

その一方で、ネルソン・ヴィンヤードのクリスさんからは、こんな知らせも届きました。

I have attached photos of the Orange Muscat and Merlot. You can see the "baby grapes". They will begin to flower soon and the vineyards will smell very sweet.

(オレンジ・マスカットとメルロの写真を送ります。小さな赤ちゃんぶどうが見えますね。まもなく花が咲いて、畑が甘い香りに包まれるんですよ。)

クリスさんによると、実はこうした干ばつは、決してめずしいことではない、とのこと。
過酷な環境を耐え抜いて、この小さなぶどうが立派に成長してようやく、ヴィノスでも人気の甘口ワインオレンジ・マスカットができるのか・・・と思うと、農家たちの大変さが改めて身に沁みます。

(4月30日時点での畑の様子)

メンドシーノは、全米で最も自然なぶどう栽培が行われると言われる産地。
ネルソン家も、自然環境に配慮したぶどう栽培とワイン造りを行っています。
栽培農家として高く評価される彼らのぶどうは、カリフォルニアの有名ワイナリーも御用達とのこと。

通常ですと、彼らのぶどうは、数年前からその売り先がすでに決まっていて、お願いしてもすぐに分けてもらえる訳ではありません。今ヴィノスのお店で人気のオレンジ・マスカットの甘口ワインも、果実味たっぷりでまろやかな赤ワインメルロも、現地を訪問し、ぶどうの段階から予約することで、特別な価格で日本にご紹介することができました。

メルロ」については、現地で試飲とディスカッションを重ね、ぶどうだけでなく、さらに樽での熟成期間も指定して、完成させました。

なかなか日本にいると、ぶどう農家たちや、干ばつのことまで考える機会は無いかもしれません。
でも、ヴィノスやまざきは、ぶどう農家たちから直接買い付けているからこそ、彼らがぶどう栽培とワイン造りを続けられるよう、これからもワインで生産者たちを応援したいと思います。

メンドシーノ応援セット

ワインを楽しむことが、何よりも生産者たちの力になります。
応援の気持ちを込めて、私も今週は、彼らのワインを楽しみたいと思います。
Cheers!

保坂

【プロフィール紹介】
秋田県出身。JSAソムリエ。ドイツワイン上級ケナー。 大学卒業後新卒採用で入社。大手ワイン企業を蹴って入社したことから、最初は図に乗っていたかも・・・と反省。スーパーの売場作り、海外買付のかばん持ち、武蔵小杉店・仙台店の立ち上げ店長を経て、挫折の中から「川上から仕入れたワインを売るのではなく、お客様に喜んで頂く商品を開発することがミッション」と開眼、現職に。 座右の銘は「謙虚 感謝」。 東北出身者として今なお、地元の復興支援を応援。復興支援ワイナリーのサポートにも取り組む。