食いしん坊Cookブログ【日本酒にも合う レンコン生地ピザ 編】

毎週日曜日に、簡単レシピを動画でご紹介しております食いしん坊Cookブログ。
今週はワインだけでなく、日本酒にも相性のいい和風ピザをご紹介させていただきます。

ピザ生地の代わりにレンコンを使用しているため、ヘルシーで低カロリー!
いつまでも元気でいて欲しい大切なご家族へ、料理で日頃の感謝をお伝えしてみてはいかがでしょうか。
 

こちらの和風ピザにぜひ合わせていただきたい日本酒が、「初亀 純米吟醸 粋囲」です。
今回のピザの味付けはサラミとチーズだけ!同じ発酵食品として日本酒とチーズは大変相性がいいので、ぜひたくさん乗せてくださいね。


ヴィノスやまざきの本店がある静岡県。
その中でも県で一番古い歴史があり、寛永12年(1636年)から蔵を構える「初亀酒造」は、“元祖プレミアム地酒の蔵元”とも呼ばれています。
 

 
彼らの名前が全国に知れるようになったのは、約40年前。
日本で初めて“一升瓶(1800ml)で1万円”という大台を超えた価格の日本酒をリリースしたことがきっかけでした。

当時の日本酒は高くても一升瓶で3000円程…
そんな時代に高精米、熟成など当時の最先端技術で造った、初亀酒造の「」は非常に話題になりました。そして“プレミアム地酒”として有名になり、今でも当店ロングセラー日本酒のひとつです。
 
そんな革新的な日本酒を造り出す初亀酒造が、ヴィノスやまざきのお客様の為だけに造り上げたのがこの「初亀 純米吟醸 粋囲」です。
 



使用するお米は”酒米の王様”「山田錦」をルーツに持ち、より静岡の気候風土にあった酒米である、静岡発祥の「誉富士」です。
 


初亀酒造の酒造場からすぐ近くの田園で、地元農家の方たちと一緒に、蔵人が田植えを行い育てた酒米を中心に使用しています。
この地域は、山あいにあるため寒暖の差が大きく、また水捌けが良い土壌で、高品質な酒米が造られます。
 


意外かもしれませんが、日本酒ではこのように“蔵人が酒米から育てること”はとても珍しく、ワインで言えば、「ドメーヌ」や「エステート」などと呼ばれる自社栽培に近いかたちで、自分たちにとって理想の酒米を自らの手で造り上げています。


吟醸酒特有の完熟フルーツのような香りをほのかに感じ、口の中いっぱいに芳醇な旨味を感じながらも、端麗でキリッとした味に仕上がっており、食中酒として飽きのこないお酒です。


商品名の「粋囲」とは、【粋なお酒を粋な人たちと囲って飲んでほしい】という意味が込められています。
「どんな時でも楽しめるように」と、ラベルは初亀酒造の社長自ら手掛け、「粋」を感じていただけるデザインに仕上げました。
 



細部に至るまで、初亀酒造とヴィノスやまざきの情熱が込められたこだわりの日本酒を、父の日のプレゼントに贈られてみてはいかがでしょうか。


岩谷