オトロニア赤白2本セット
「まだ、非公開ですが凄いワイナリーが誕生するから楽しみにしてほしい。」とガルソンのオーナーでもあるアレハンドロ・ブルゲローニ氏が訪日した際に、メッセージをいただきました。
そのワイナリーが、オトロニア。南緯45度に位置してワイナリーとしては世界最南端、もっとも南極に近いです。今回の南米買付けでアルゼンチンを訪問して、その魅力を肌で感じお客様にお伝えしたい!と季節は真逆の真冬(約マイナス1℃)でまだ畑に雪がある中で取材しました。
自社畑のぶどうは、全て有機。醸造も最新設備を使用し、醸造家のパブロ氏はワイン専門家から、次世代のライジングスターと紹介され瞬く間に世界から注目されるワイナリーです。
【セット内容】
●オトロニア 45°ルヒエンテス ピノ ノワール
●オトロニア 45°ルヒエンテス コルテ デ ブランカス
蔵直®ストーリー
当店で人気のウルグアイの蔵元「ボデガ・ガルソン」や、ナパの高級カルトワインとして注目される「アレハンドロ・ブルゲローニ・ワイナリー」など、世界の数々のワイナリーをプロデュースするアレハンドロ・ブルゲローニ氏が手掛けた新進気鋭のワイナリーが「オトロニア」です。
アレハンドロ氏から、南米大陸の先にあるワイン産地としても世界最南端の一つパタゴニアで凄いワインを造るという情報を伺い、ワイン定期便ではじめてご紹介したのが始まり。「ほんのりフルーティーだけどフレッシュ感もあり美味しい」「新しいワインの発見ができて嬉しい」と口コミで話題となりました。
お客様も、ヴィノスやまざきのスタッフも、皆が驚いたこのワイン、どうしても実際に造っている所を訪問したく、南米の最南端のパタゴニアに買付隊が向かいました。
アルゼンチンのメンドサまでが、日本から約30時間、それから飛行機と車を乗り継いで6時間。直前までの大雪で、現地にたどり着くのも困難なほど。 極寒のパタゴニアは、とてもワインを造れるところとは思えず、海を眼にやると、何とその先は南極大陸でした・・・。
アルゼンチン南部のワイン産地パタゴニアでも最も南の南緯45度に位置するオトロニア。ワイン名「ルヒエンテス(強い風)」にある通り、風が強く吹き付け、乾燥した気候、冬の厳しい寒さといった極限の自然環境が広がっています。
そんな中でも、ぶどうにネットをかけ風から守るなど、様々な工夫が行われることで、オーガニック栽培が行われ、極寒の地でありながら強い日差しと、厳しい寒さによって、ワインに欠かせない果実味と酸味がぶどうに生まれています。
何より、ここで良いワインを造りたいという、若い醸造チームの情熱に感動しました。「注目の若手ワインメーカー」と、世界的に有名なワインジャーナリストから選ばれたパブロさんは、南米最高峰のワインガイド「デスコルチャドス2022」では、年間最優秀ワインメーカーにも選ばれました。彼だけではなく、セラーマスター、栽培責任者など・・・過酷な中でのチーム力には驚かされました。