日本ヌーヴォー、いよいよ明日解禁!

いよいよ明日11月3日(水・祝)。 フランス産のボジョレー・ヌーヴォーと南フランス・ヌーヴォーに先がけ、日本ヌーヴォー」が解禁します!

「美味しい国産のヌーヴォーはないの?」という声から生まれた、当店オリジナルの日本ヌーヴォー。
造るからには、本気で美味しいものを・・・と、買付隊長やスタッフ自らがワイナリーまで足を運び、長い時間をかけて計画してきました。

もちろん、ぶどうの収穫にも足を運びました。

「今年のぶどうの出来はどうだろうか・・・」
募る思いから、収穫隊一行はぶどう園に。

▼静岡・御殿場高原での収穫

▼長野・信濃ワインでの収穫



ぶどうの出来を確認しつつ、一つ一つ丁寧にぶどうの房を収穫します。

ぶどうの味わいも確かめてきました。
気になる今年のぶどう味わいは・・・

「美味しい・・・!」

今年のぶどうは糖分が上がりすぎず、酸味と果実味がバランス良い仕上がりに。種を噛んでみると、青い風味はなく、しっかりと熟していることが分かります。これなら、きっと美味しいヌーヴォーに出来上がっているはず・・・!

いよいよ明日解禁する「日本ヌーヴォー」は、2種類。

昨年初登場しあっという間にご予約で完売してしまった辛口の樽熟白ヌーヴォー静岡産シャルドネ・ヌーヴォーに加えて、今年は新たに辛口赤のヌーヴォー塩尻産コンコード・ヌーヴォー赤もお披露目いたします!

そしてもう1種類、11月18日(木)解禁予定の低アルコール(6%)&甘口の赤ヌーヴォー日本産ソレイユ・ヌーヴォーは、今年もご予約完売間近。

こちらも昨年はほぼご予約完売で、解禁日には店頭に並びませんでした・・・。ぜひ早めのご予約でお手に取っていただければ幸いです。

さらに、今年はなんと・・・全国のヴィノスやまざき各店舗にて、解禁当日の明日11月3日(水・祝)17時から「日本ヌーヴォー解禁フェスタ」を初開催!

当店と一緒に日本ヌーヴォーを造ってくれた「御殿場高原ワイン」と「信濃ワイン」とをオンラインでつなぎ、一緒に乾杯して解禁をお祝いします!

ぜひ、皆さまのご参加をお待ちしております。

日本ヌーヴォー収穫隊 塩野

【プロフィール紹介】
中目黒店店長。2017年入社。フランス留学中には現地の蔵元や畑を自転車でまわり、情熱を日本に伝えたいとヴィノスやまざきに入社。今年春、中目黒店店長に就任し、日々奮闘中!長野・静岡での日本ヌーヴォーの収穫にも参加。

【ボジョレー・ヌーヴォー2021】波乱のアッサンブラージュ!?買付隊長の「究極の極意」とは・・・

10月某日、ボジョレー・ヌーヴォーの造り手「頑固おやじ」ことパスカルさんのヌーヴォーの、今年の味わいを決めるアッサンブラージュ(=ブレンド)を、現地とオンラインで繋いで行いました。

ちょうどこの日、「大手ワイナリーのボジョレー・ヌーヴォーの初荷が羽田空港に到着」とのニュースが!しかし、私たちが輸入しているこだわりの造り手のヌーヴォーは、完熟を待って収穫したため、ワインが出来上がってすらいませんでした・・・


そもそも、なぜ「アッサンブラージュ」するのか?

ヴィノスやまざきでは、日本のお客様にご納得いただける味わいのヌーヴォーを造るために、パスカルさんと共にブレンドを行っています。例年は現地に赴いて、区画の違う畑のぶどうを使った6~7種類のタンクサンプルを試飲し、最終的な味わいを決めるブレンド(=アッサンブラージュ)を行います。

(現地でのアッサンブラージュの様子)

しかし、現地への訪問はまだ難しい状況が続いているため、パスカルさんにようやくワインになったばかりのタンクサンプルを日本に送っていただき、日本とフランスを繋いでアッサンブラージュを行いました。


果たして間に合うか・・・!?

実は、今年はぶどうの生育が過去に例を見ないほどゆっくりと進み、収穫が約2週間遅くなりました。

私たちがご紹介するヌーヴォーの蔵元は、自ら畑を耕し、ぶどうを丁寧に育てる匠の造り手。

「ヌーヴォーの美味しさは、ぶどうで決まる。万一、解禁に間に合わないことがあっても、ぶどうの完熟をギリギリまで待ってほしい・・・!」
そんな当店からの強いリクエストで、例年より10日以上遅いアッサンブラージュとなったのです。


初の試み!今年はなんと3つのブレンド!?

さらに今年はなんと・・・地域ごとに3種類のワインを造り上げることになりました。

静岡本店が今月オープンしたキュヴェ・静岡
来月銀座店がオープンする予定のキュヴェ・東京
そして、WEBショップを中心に全国のヴィノスやまざきで販売するキュヴェ・ユウコ

緊張の瞬間・・・アッサンブラージュがついに始まりました。
果たして、一体どんなヌーヴォーに出来上がったのでしょうか・・・!?



キュヴェ・静岡は、静岡の食とマリアージュする、和食やお魚にも合うようなエレガントな味わいで、まるでブルゴーニュワインのよう。

キュヴェ・東京は、ボルドーワイン好きの店長が、濃厚なワイン好きのお客様にも楽しんでいただきたい!と、力強い口当たりと渋味も感じる、ボルドーワインのようなヌーヴォーに仕上げました。

しかし、キュヴェ・ユウコだけが、なかなか決まりません。
全国の最も多くのお客様が手に取られるワインだからこそ、全員が納得する味わいに仕上げなければ・・・
様々なブレンドを試しましたが、納得のものが出来上がりませんでした。

今年は「キュヴェ・ユウコ」の発売は無理かもしれない・・・
そんな風に誰もが思い始めたとき、買付隊長の種本が、一つのワインを試飲してほしいと言いました。

一口飲んでみると、赤い果実の香りと、口の中で広がる完熟したぶどうの果実味がたっぷり感じられ、まさにこれこそボジョレー・ヌーヴォー!といった印象です。全員一致で「これがヴィノスのボジョレーだ!」と納得をしたワインでした。

一体、どんなブレンドをしたのか・・・!?
買付隊長に尋ねると・・・

なんとこのワイン・・・最も果実味が強い「タンクNo.6」を100%で仕上げたものだったのです!

「アッサンブラージュは、お客様に納得していただける美味しいワインを造ることが目的。今年はこのタンクの出来がダントツで良いのであれば、それをブレンドせずにお客様に届けることも、勇気ある決断ではないでしょうか。」

まさかのアッサンブラージュをしないアッサンブラージュに、必ずいくつかのワインをブレンドして仕上げるものだと考えていた店長一同は、目から鱗が落ちるような気持ちでした。

今年は一波乱ありながらも、納得のいくブレンドができたと、パスカルさんからもお墨付きをいただきました。

「こんなに味わいが変わるのか!?」と思うほど、それぞれ味わいの違いがありますので、今年は飲み比べを楽しむ3本セット(※ご予約のみ)が断然おすすめです。ぜひ店長たちの自慢のブレンドを飲み比べていただければと存じます。

解禁まで、すでに1カ月弱!
楽しみにお待ちいただければ幸いです。

商品部 保坂

【プロフィール紹介】
大学卒業後新卒採用で入社。スーパーの売場作り、海外買付のかばん持ち、武蔵小杉店・仙台店の立ち上げ店長を経て、挫折の中から「川上から仕入れたワインを売るのではなく、お客様に喜んで頂く商品を開発することがミッション」と開眼、現職に。お店を支える裏方として、ヌーヴォーの仕入れにも奔走中!

【速報】匠の情熱ヌーヴォー2021現地情報!こだわりすぎて解禁に間に合わなかったらすみません・・・!?

匠の造る情熱ヌーヴォー(新酒)の解禁まで、残すところあと約1か月!
当店では、ボジョレー・ヌーヴォーのほか、南フランスと日本ヌーヴォーと、多種多様なヌーヴォーをご用意しています。ご予約はお済みでしょうか?

当店の使命は、「本当に美味しいヌーヴォーだけをお届けする」こと。
ヌーヴォーって新酒でしょ?薄いからちょっと・・・というお声も聞きますが、ヴィノスの匠たちのワインは濃厚そのもの。 もともと他社のインポーターで働いていた私も、初めてヴィノスのヌーヴォーを口にした時「えっ、これがヌーヴォー!?嘘でしょ・・・!?」と度肝を抜かれたほどです。

ぶどうが完熟するまで収穫をギリギリまで待ってもらい、さらには味わいやブレンドを蔵元と共同で決めることもできるので、日本のお客様の好みに合ったヌーヴォーを実現できるのです。

(左)ボジョレー、(右)南フランスのぶどう。今年もしっかりと育ちました!


1.2021年のボジョレーの出来は?

さて、今年のボジョレーの出来はどうだったのでしょうか。
匠たちが揃って言うのは、4月の霜と7月の雨に悩まされた、ということ。
ぶどうの収穫量が、例年の半分以下になってしまった蔵元もいました。
しかし、その分凝縮したぶどうに育ったとか・・・!

早く日本のお客様に楽しんでもらいたい!と、はやる気持ちが抑えられない様子の現地の匠たちから、届いたばかりの最新のコメントをご紹介いたします。


■ボジョレーの匠 ギヨさん

当店人気NO.1ボジョレー・ヌーヴォーを造る匠ギヨさん。
樹齢118年のぶどうを一部使用した、濃厚樽熟ヌーヴォーは、これでもか!と思うほどの完熟ぶどうの旨味と樽由来の濃厚さが特徴です。

ギヨさん「天候不順で収穫量が減ったものの、一つ一つのぶどうが凝縮していて、ここ3年の中でも一番良い出来のぶどうが出来たと思うよ!濃厚な色調、力強い香りと味わい・・・期待に応えてみせるよ。」




■頑固親父 シャテルスさん

毎年、買付隊がアサンブラージュ(ブレンド)して造り上げる「頑固親父のボジョレー・ヌーヴォー」から、今年はなんと東京版と静岡版が登場!各地のお料理などに合わせてお楽しみいただけるよう、各エリアの店長たちがブレンドします。(詳しくは後日のブログにて。お楽しみに!)

シャテルスさん「収穫時期は晴れて乾燥した天気になったから、素晴らしいコンディションの中収穫できたよ。今年は3週間樽熟成しようと思っているので、楽しみにしてください。」




■自然派マダム ディディエさん

自然な栽培によるピュアなぶどうの旨味とで人気のディディエさん。
他の蔵元同様、気まぐれな天候に翻弄され、畑と土壌のケアに苦労したそうです。
しかし、その実力と技術は常にピカイチ。今年もジョルジュ・ブランやギ・サボワといった星付きレストランでのオンリストも決まったそうです!

ディディエさん「今年は収穫量が少ないにもかかわらず、赤い果実の香りがあり、素晴らしいバランスをもったぶどうが育ちました。 細心の注意を払ってぶどうを選別して醸造したので、柔らかくフルーティーで飲みやすい味わいに仕上がりましたよ。」

2.2021年の南フランスの出来は?

フランス南部のラングドック地方で造るヌーヴォーは、ぶどうの完熟が早いので、現地ではボジョレーに先駆けて10月21日0時より解禁します。
南フランスも4月の霜の被害の影響で、収穫量が激減。当初の予測の80%を損失した生産者もいるそうです。
今年、ラングドックでは、ワインの不足が予想されるそうですので、ご予約をお忘れなく・・・!

■努力と奇跡の南仏ワイン オロスケットさん

例年、ぶどうのフレッシュさときれいな酸味を残すため、真夜中~朝にかけて収穫する努力の人オロスケットさん。 今年もやはり、白ぶどうは朝3時から、黒ぶどうは朝6時から収穫したそうです!

オロスケットさん「白は、フレッシュでグレープフルーツなどの柑橘類や南国フルーツの果実の香りが豊かです。 パリッとした果実味があり、フレッシュできれいな酸味が心地よいですね。
赤は、ベリー系の果実の香りとともに、フレッシュですっきりした味わいながらも余韻も同時に感じられます。お食事にぜひ合わせてお楽しみください」


 



今年も匠たちはギリギリまでぶどうの収穫を待っていたので、解禁日までにお届けできるのか・・・!?
こだわりすぎて間に合わなかったら申し訳ありません・・・!
でも、味わいには自信がありますので、ぜひお楽しみに!!

>>「匠の情熱ヌーヴォー」ご予約はこちらから<<

そして、今年もヌーヴォー解禁イベントをオンラインで行います!
皆様の笑顔と「美味しい」というお言葉が、蔵元達の原動力になります!

ぜひご参加をお待ちしております。
>>ご予約・詳細はこちらから<<

通販部 内藤

~簡単な自己紹介~
大学卒業後にフランスに留学。語学勉強をすると同時に興味のあったワインにも触れる。帰国後、別のワイン企業に就職。 ホテルやレストラン、ワインショップといった対企業販売をする中、「得意先の先にいるお客様が、どうワインを楽しんでいるのか知りたい」と思い、 ヴィノスやまざきに2019年に入社。現在マーケティング部でWEBSHOPとSNSを担当。

速報!幻の樽ヌーヴォーのご案内

本日は、会員様、また、いつもブログを読んで頂いている方に、特別なご案内です。



職人が特注で作った樽ヌーヴォーです。

ボジョレー・ヌーヴォーのご予約には、早いのでは?と、思われるかもしれませんが、まず、樽から作るため、この期間だけの先着順でのご案内となります。

例年、毎年ご注文いただいている方だけにご案内をしており、「どうしたら、買えるの?」というお問い合わせが多いため、今年は、ブログとメルマガにてご案内させて頂きます。


① 世界で一つだけの貴方だけの「本物」の樽ヌーヴォー

一般的な樽ヌーヴォーは、ディスプレイ用の樽にビニールバックのヌーヴォーを自分で入れるというもの。しかし、当店の樽ヌーヴォーは、本格ワイン用の樽を、樽職人に作って頂きます。

3L、5L、15Lと、小さいものは、ご自分用にお買い求めいただけます。
限定数しか職人が作れないので、毎年、短期間の予約期間で完売になってしまいます。


② この樽で熟成するとなると、中身は、相当濃いワインでないと・・・ヌーヴォーで大丈夫?

はい、中身は、当店が30年以上のボジョレーヌーヴォーの取り扱いの中から、最終的に「ここは凄い。」と脱帽した、ワインの匠でモルゴン村の職人、ギヨさんが、グランクラ(特級畑)の樹齢118年のぶどうも使って造る、濃厚で力強いヌーヴォー。

「これは本当にヌーヴォーなのですか?」というお問い合わせも多く、ソムリエの社員も、ヌーヴォーの概念が変わったという、驚きの味わい。

樽で熟成するとさらにまろやかになり、深い味わいを楽しむことができます。

さらに樽に入れる前に、最後の試飲分を日本に送って頂き、私共が最終確認をします。


③ 予約すれば、必ず手に入るの?

今年は、4月にフランス全土を襲った誌もの影響で、ボジョレー地区のぶどうの生産量は大きく減少しました。そんな中、ギヨさんの畑は奇跡的に大きな被害を免れ、美味しい樽熟成のボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォーを造れることになりました。

とはいえ、生産量はぐっと例年より減り(その分、さらに美味しくなりそうとの情報ですが)、瓶の方の量は減るかもしれませんが、樽のお客様の分を最優先し、ギヨさんが確保してくれることになりました。

樽は、ディスプレイとして使用することは勿論、飲み終わった後は、他のワインを入れて楽しむことも出来ます。ご希望があれば、ギヨさんから、お客様のお名前とメッセージを入れさせていただくよう、お願いする予定です。

今年も、カウントダウンイベントは中止になる可能性も高く、外でお友達と飲む機会も例年より少ないと思います。

こんな時だから、幻の樽ヌーヴォーで、是非、お家での時間を楽しんで頂ければ幸いです。

2021年ヌーヴォー隊長 三浦

【プロフィール紹介】
岩手県出身。JSAソムリエ。そごう横浜店立ち上げ、武蔵小杉店などを経て、2021年春から西武池袋店へ。専門知識だけでなく、普段ワインを飲まない方にも「ワインって難しくないんだ」と思っていただけるような、アットホームな接客を心がけています。ヴィノスのヌーヴォー隊長として本気のワインをお客様に届けるべく奔走中。


「樽ヌーヴォー」特設ページはこちらから:https://www.v-yamazaki.co.jp/shop/e/etaru/