ルミネ立川店、お客様の支えで6周年!

こんにちは。新しくルミネ立川店の店長となりました、吉田です。
不慣れなところもあると思いますが、日々精進してまいりますので、よろしくお願い致します。

多くの地域のお客様に支えられてきたルミネ立川店は、今月、おかげさまでオープン6周年を迎えることが出来ました。ひとえにお客様のご支援の賜物と、スタッフ一同、心より感謝申し上げます。

当店がある立川は、JR3路線とモノレールが乗り入れ、都心からのアクセスもよいベッドタウン。

商業施設も充実していて便利な一方で、東京ドーム39個分の広さを誇る「昭和記念公園」など、緑が豊かで、親子で楽しめる憩いの場がたくさんあり、住みやすい人気の街です。

当店は、その立川駅に直結していて、雨の日でも濡れずにお立ち寄りいただける場所にあります。

立川店での勤務初日。オープン当初からおり、立川店をよく知る佐々木前店長に、
「ルミネ立川店で一番人気のワインは何でしょうか?」
と聞いたところ、なんとびっくり・・・!

私が4年間勤務してきた広尾店と同じ、こちらの赤ワインでした。

ストーンヘッジ メリタージュ ナパ・ヴァレー 2017

驚きましたが、すぐに納得。
店頭に立つと、さっそくお客様から、たくさんの声をいただきました。

「白ワインを買うつもりだったけど、メリタージュが目に入って、飲みたくなってしまいました!」
「濃厚なのに、果実味がぎゅっと詰まって、なめらかで、一度飲むとまたリピートしたくなる味わい。
もうこの一本だけで良い!と思うくらいです。」
「今までワインはあまり飲まなかったけど、これを飲んで、すっかりワインが好きになりました。」


どの土地へ行っても愛されるワインだと、改めて感じました。

そんなワインが、一体どうやって生まれたのか?
それは、苦労の連続だったそうです。

このワインはアメリカ、カリフォルニア州の「ナパ・ヴァレー」という場所で生まれたワイン。

1976年の「パリ・テイスティング事件」にて、名だたるフランスの有名ワインを打ち破り、高評価を獲得したのが、当時はまだ無名だったナパ・ヴァレーのワインでした。

これをきっかけに、現在では「世界屈指の銘醸地」と呼ばれるまでとなり、数万円~数十万円もする有名ブランドのワインも数多く産出されています。

ある時、お客様から、こんな声をいただきました。
「有名ワイナリーに匹敵するような、ナパ・ヴァレーのワインが飲んでみたい。」
さらに、「数万円するようなものではなく、日頃から飲める価格で!」と。

当時の常識ではなかなか考えらないような、無理難題でした。

買付隊はさっそくナパ・ヴァレーに足を運び、たくさんのワインを試飲しましたが、「美味しい」と思えるワインは、やはり高級ワインしかありえませんでした・・・

そこで思い浮かんだのが、当店の長年のパートナーである「ストーンヘッジ・ワイナリー」。
ブランドではない、質の高いワインを手頃な価格で造る彼らなら、出来るかもしれない・・・

「ヴィノスやまざきのオリジナルワインを造ってもらえないか?」
と、お願いすることにしたのです。

ストーンヘッジの醸造家であるドンさんは、ナパ・ヴァレーの高級ワイナリーで醸造を経験してきた匠。長年のワイン造りの中で、どの畑が良いのかを知り尽くしていました。

彼らと交渉を重ね、「ナパ・ヴァレー」と名乗るよりもさらに上の、「小地区」名や、「畑」名まで名乗れるようなぶどうも調達して、オリジナルワインを造ることになったのです。

こうして完成した「メリタージュ」は、「この味わいで、本当にこの価格でいいの!?」と声をいただくほどの人気に。

現在店頭でご案内している2017年産は、ナパ・ヴァレーの中でも近年注目を集める小地区「クームスビル」のものを使用。とても小さいエリアながら、冷涼な気候で、繊細さと凝縮感を兼ね備えたぶどうが収穫できます。

さらに、数々の高級ワインにも使われる「オークヴィル」地区や「ラザフォード」地区のぶどうも使用することで、味わいに深みとパワフルさを加えています。

その後、フレンチオークでの長期熟成を行って出来上がったメリタージュ2017は、濃厚な果実味に、柔らかくなめらかな口当たり・・・ぜひ一度、お試しいただきたい一本です。

小さなお店から、大きなワクワクを皆さまに届けられるよう、素敵なお店にしてまいります!
今後とも、ヴィノスやまざきルミネ立川店を、どうぞよろしくお願い致します。

ルミネ立川店 佐々木前店長からバトンを受け取った 新店長 吉田

【プロフィール紹介】
2017年入社。JSAソムリエ。
広尾店で4年間経験を積んだ後、この春、ルミネ立川店店長に。持ち前の明るさで、立川店をより親しみやすくワクワクするお店にしてまいります!