【蔵の祭典】今だから話せる舞台裏 その①

昨日オンラインで開催した【蔵の祭典】
9カ国から16蔵元が集結し、お客様と直接つないで、一緒にワインを楽しみました。

多くのお客様にご参加いただき、笑顔の絶えない楽しい時間にできました。
本当に、ありがとうございました。

実は開催にあたって、とても悩んでいたことがあります。
それは、一方的に話すだけのセミナーのような会にはしたくない、ということ。

ここ最近、オンラインでのワインイベントも増えてきましたが、生産者の情報を発信するものが中心。でも、それよりも、お客様の声を生産者に届けるのが、もっと大切なヴィノスのミッションです。

「どうやってお客様と生産者をつなごうか?」
「ただプレゼンするだけだと、つまらないよね」

実行委員会では毎日そんな議論を重ねて、全国5つの店舗からお客様の声をリアルタイムで生産者に伝えたり、お客様と生産者が直接話せる座談会の仕組みもつくることにしたのです。(座談会での裏話は、また今度・・・!)
 



さて、午前に開催した第一部では、アメリカや南米など新大陸の生産者たちとつなぎました。

第一部の最後に、参加蔵元の一つ、ウォーターストーン・ワイナリーのブレントさんから、心に残ったこんなメッセージがありましたので、ご紹介させていただきます。

「2020年は、本当に大変な年でした。新型コロナは世界中で猛威を振るい、私たちの主な顧客であるレストランが休業してしまい、ワインの注文がキャンセルされたりと、一時は廃業も考えたほどでした・・・私だけでなく、他の生産者たちも、きっと同じだったことでしょう。

そんな状況の中で、ヴィノスやまざきが、困っていた在庫を全て買い取って、販売してくれました。そのおかげで、ワイン造りを続けることができ、今日こうして【蔵の祭典】にも参加することができました。

私たちを救ってくれたのは、ヴィノスやまざきと、そして私たちのワインを楽しんでくださった、ヴィノスやまざきのお客様お一人お一人です。感謝の気持ちを、今、皆様にお伝えしたいと思います。

本当に、ありがとうございます。」

 



商品のことだけではなく、こうした思いをお届けすることができて、嬉しく思いました。

大変な状況にある蔵元たちですが、彼らのワインを楽しむことが、何よりも力になります。

彼らのワインが入った蔵の祭典セットは、引き続き3月26日(金)までご用意しております。
ワインを飲んで、応援していただければ嬉しいです!

蔵の祭典ONLINE実行委員会 本島

【プロフィール紹介】
2010年ヴィノスやまざき入社。学生時代はほとんどワインを飲まず、ヴィノスやまざきの開発した甘口&低アルコール赤ワイン「ソレイユ」に衝撃を受けて入社。広尾店店長、商品部にて輸入業務を担当した後、現在はWEB・マーケティングを担当。JSAソムリエ、SAKE Diploma、WSET Level3。WSET Diploma受験中。オンラインでも繋がりたい!とオンラインイベントも企画中。