2020年もありがとうございました。

ヴィノスやまざきの従業員一同・役員を代表して、2020年最後のご挨拶をさせていただきます。

今年もヴィノスやまざきをお引き立ていただきまして、本当にありがとうございました。

2020年は、誰しもにとって、経験したことのない1年となりました。

2月には、予定していた試飲イベント『蔵の祭典』を中止。
また、全国の店舗の中でも7店舗を休業し、ワインバーや試飲の中止など、味をみていただくことも出来ない中で、どのようにお客様に美味しさをお伝えしていけるのだろう・・・

そんな中、私たちを支えてくれたのが、ヴィノスやまざきの企業理念である「Work for Others(利他の精神)」という言葉でした。

創業107年の歴史の中には、戦争や災害など、様々な困難もあったそうです。
でも、そんな苦労を乗り越えてきた先代から、どんな時でもお客様や生産者のことを思い、しっかりとつながっていれば乗り越えられる・・・と教えられてきました。

私たちに、何ができるのだろう・・・ それを考え、お客様に対しては、いち早く「GOYOKIKI(御用聞き)」サービスを開始。お店に来ていただくことができなくても、お客様のお役に立てるということを、実感いたしました。

また、世界的な飲食店・ホテル・レストランの営業自粛により、売り先のなくなってしまったワイナリーを助けようと、「We are the World Wine Fair」を開催。彼らのワインを思い切って全て買い取り、皆さまのご協力で、廃業するしかない・・・と話していた蔵元たちを、助けることができました。

これも全て、皆さまのおかげです。
本当に、ありがとうございます。

困難な時代・・・
だからこそ、人と人とのつながりや、心の温かさを知ることができたと思うのです。

さあ、来年は、どんな年になるのでしょうか?
ヴィノスやまざきは、お客様と生産者のために、来年も「利他の精神」で、全力で頑張ってまいります。
どうぞ2021年も、ヴィノスやまざきをよろしくお願い致します。

最後に、皆さまの健康と安全を、そして希望に満ちた2021年になることを、心からお祈りしています。
それでは、乾杯(Sante)!

取締役社長 種本 祐子