「クリスマス」の名が付いた、年に一度の限定入荷シャンパーニュが到着!

昨日のブログでは、手頃で美味しいシャンパーニュをご紹介させていただきましたが、本日は毎年この季節にだけ到着する、本当に特別なシャンパーニュをご紹介させていただきます。

それが・・・

年に一度の入荷の限定シャンパーニュ・・・「テール・ド・ノエル」。

「ノエル」とは、フランス語でクリスマスのこと。
まさに、この季節にふさわしい一本です。

しかも、それだけでなく・・・
実は過去には、シャンパーニュの王とも呼ばれる造り手「クリュッグ」のトップキュヴェ「クロ・デュ・メニル(10万円~)と同等の評価も獲得したことも。

ぜひお召し上がりいただきたいシャンパーニュなのですが、毎年クリスマス近くになると、「クリスマスに飲もうと思ったけど、売り切れで買えなかった・・・」というお声を頂戴することもよくあります。

もちろん私たちスタッフも、お客様が優先ですので、実際に購入できた年がほとんどありません・・・

それくらい生産量が本当に少ない、希少なシャンパーニュなのです。

このシャンパーニュを造る蔵元ミランとの出会いは、今から15年以上前。
「手頃で美味しいシャンパーニュが欲しい・・・」というお客様の声に応えるべく、現地を訪問し、シャンパーニュ地方のあらゆる村を歩き回りました。

そしてたどり着いたのが、良質なシャルドネが栽培されるコート・デ・ブラン地区の「オジェ」という村。

オジェ村の畑は、グランクリュ(特級)に指定されており、シャンパーニュ地方でとれるシャルドネの中でも、最上級の評価を得ています。オジェ村の有名メゾンの中には、一本10万円を超えるものも存在しているほどです・・・

そこで地元の人に「あそこなら間違いない」と紹介してもらったのが、ミランでした。

話を聞くと、もともとは150年以上続くぶどう農家で、ぶどうは全て卸売りしていました。そして、その顧客の中には、あの「クリュッグ」などの有名メゾンも名を連ねていたのだそうです。

テール・ド・ノエルは、彼らが所有している自社畑の中でも、蔵のすぐ裏にある小さな区画の名前で、特に良いぶどうが収穫できる畑。もちろん、グランクリュ(特級)に指定されています。

私も、昨年現地を実際に訪問した際に、この「テール・ド・ノエル」の畑を見せていただきました。

手入れの行き届いた畑には、背丈の低いぶどうの樹が青々と茂っていました。ぶどうは樹齢75年を超える古木のため、数多くは実らないのですが、その分凝縮した味わいになるのだそうです。

テール・ド・ノエル」は、この特別な畑のシャルドネ100%で造られています。

熟成期間も4年の長期熟成をしており、鋭い酸味も柔らかくなり、スパークリングワインの特徴でもある泡はクリーミーでまろやかに・・・

そして、ぶどうの旨味もたっぷり感じられますので、ワインだけでお召し上がりいただいても、お食事と合わせていただいても楽しめる一本となっています。

毎年クリスマス前には完売してしまう希少なシャンパーニュ。
ぜひ、お早めにお手に取っていただくことをおすすめします。

西武池袋店 店長 小林

【プロフィール紹介】
JSAソムリエ。学生時代に留学していたフランスのワインショップで偶然購入した「レイニャック赤」をきっかけにワインを好きになり、ワイン業界を志す。ヴィノスやまざきがレイニャックの輸入元であることを知り、入社。
有楽町店を経て、神戸阪急店店長の後、西武池袋店店長。昨年フランスでの買付では、過去最多の試飲を行うも、結局はレイニャックや蔵直(R)ワインの実力を実感。