【食いしん坊Cookブログ】あの話題のドラマで出てくる「ブイヤベース」と「ソーヴィニヨン・ブラン」

NETFLIXで配信している世界的大ヒット韓国ドラマ『愛の不時着』。もうご覧になりましたか?

ハマってしまい、やめられず見ていたら気付けば明け方・・・そんな方も続出しているほど。
ステイホーム中にご自宅で見ていた!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな私は「見た?え、まだなの!?絶対見た方がいいよ!」とすすめられて最近見始めて、絶賛ハマり中です。
まだ見ていない方は、ぜひ!

韓国の財閥令嬢セリが、パラグライダーで嵐に巻き込まれて北朝鮮に不時着してしまい、そこで出会った軍人ジョンヒョクと恋に落ちる・・・というこのドラマ。 詳しいストーリーはさておき、ドラマの中で、主人公セリが「私、ソーヴィニヨン・ブランしか飲まないの」と言うシーンがありました。(ソーヴィニヨン・ブランとは?こちらから>>
私も「ソーヴィニヨン・ブラン」の白ワインをよく飲むので、ワイン好きならば見逃せないのがこのセリフ。

そこで本日は「ソーヴィニヨン・ブラン」の白ワインと、それにぴったり合うセリの好物「ブイヤベース」のレシピをご紹介いたします。

今回の動画でご紹介したのは、私が通っていた料理教室コルドンブルーの本格レシピ。
お魚をさばくのが面倒・・・という方は、切り身を使ってくださいね!

■そもそも「ソーヴィニヨン・ブラン」って?

ソーヴィニヨン・ブランは、白ワイン用のぶどう品種。
主な産地は、フランスのロワール地方や、ニュージーランドが有名です。

産地によって味わいは変わりますが、グレープフルーツ、レモンのような柑橘類や、ハーブを思わせる爽やかな香りが特徴。まさに颯爽とした女性にぴったり似合う・・・そんなワインです。

涼しい産地ではキリッとした酸味のあるフレッシュなワインが多く、温暖な産地ではパッションフルーツのような華やかな香りを持ったワインになります。

いずれにしても、基本的にさっぱりしているので、じめじめと湿度の高い日が多い日本で、キリッと冷やして飲むのに最適です。シーフードをはじめ、これからの季節は鍋料理や天ぷらなど、和食と合わせても楽しめます。

■おすすめのソーヴィニヨン・ブラン

ヴィノスやまざきでも「ソーヴィニヨン・ブラン」のワインを数多く取り扱っていますが、本日はその中でも、特に店頭で人気の3本をご紹介いたします。

第一位 ジボー・ソーヴィニヨン・ブラン

ヴィノスのソーヴィニヨン・ブランといえば、この一本は外せません!
美味しいソーヴィニヨン・ブランを求めてフランス中を探してまわり、ようやくたどり着いたのが、このワインでした。

ソーヴィニヨン・ブランで有名なフランスのロワール地方ですが、試飲しても酸っぱいワインが多く、とびきり美味しいものは高い・・・となかなか求めるワインを見つけられずにいました。

諦めかけたときに見つけたのが、夫婦でぶどう栽培からワイン造りを行う「ドメーヌ・ジボー」。
収穫をギリギリまで遅らせ、完熟したぶどうから造る彼らのワインは、甘みすら感じるほどの、まるでピーチのようなたっぷりの果実味にあふれていたのです。


第二位 レ・グラーヴ白樽熟成

お客様の声から生まれたのが、贅沢に樽熟成した、このリッチで厚みのあるソーヴィニヨン・ブラン。
フランスのボルドー地方で、小さな農家「シャトー・レ・グラーヴ」のポヴィフさん親子が、ぶどう栽培から全て手がけたワインです。

もともと彼らは樽熟成をしていないソーヴィニヨン・ブランを得意としていて、当店でも20年近く愛されてきたロングセラーワインでした。

ボルドーで、樽熟成したソーヴィニヨン・ブランといえば、5000円を超えるような高級なものばかり。そこで「樽熟成した手頃で美味しいボルドーの白ワインを飲みたい!」というお客様の声から特別に造ってもらったのが、この一本なのです。


第三位 トゥルーヴァイン・オーガニック・ソーヴィニヨン・ブラン

今年の夏に入荷したばかりの新商品ですが、早くもリピーターの方がいらっしゃるほど人気のワインが、こちらの一本。

カリフォルニアの中でも有機栽培の最先端を行くメンドシーノ地区で、匠の醸造家にお願いし、オーガニックのぶどうから日本のお客様のためだけに造ってもらった、当店のオリジナルワインです。

凝縮した果実の旨みに、キリッとした酸もしっかり感じます。ピュアで雑味のないクリーンな味わいが、シーフードに合わせるにはもってこいです。

いかがでしたか?
『愛の不時着』ロスの方も、そうじゃない方も、美味しいソーヴィニヨン・ブランの白ワインとブイヤベースで、セリ気分を楽しんでくださいね!

商品部 ソムリエ 梁