これぞ究極のコスパ!?プレミアムワインの蔵元が造る自家用ワイン

「ヴィノスやまざきは、手頃で美味しいワインが多いから、日常的に楽しめる。」

そういった声をお客様からたくさん頂戴します。
ワインを日常的に、気軽に楽しんでもらいたい・・・そんな想いで、世界各国の蔵元に価格・味わい・ラベルまで事細かに交渉し、こだわりのワインをお届けしています。

しかし、やはり特別なシーンには、少し高めのプレミアムワインを楽しみたいというお客様も。
また蔵元も、自身が手掛けるワインの中でも一番自信のあるワインを、日本のお客様に飲んでもらいたい、という想いがあります。
そのため、世界の蔵元を訪れ、セラーの隅々まで探して交渉して入手した「プレミアムワイン」もご用意しております。(プレミアムワインはこちらから>>

その中でも、私が実際に現地を訪れ、その味わいに感動したワインの一つが「ジオリス」。
現地のセレブも愛飲する!?という、蔵直プレミアムワインを代表する蔵元の一つです。

中でも、彼らの旗艦ワインが「ジオリス・メルロ」。

凝縮した果実味ときめ細かいタンニン(渋味)が特徴の「ボルドースタイルのワイン」を得意とする、彼らの看板ワイン。ダークチェリーの凝縮された果実味と、ほのかなスパイスの風味に、きめ細かいタンニンが調和しています。深み、複雑さ、上品さに満ちあふれた、風格ある味わいです。

こんなすごいワイナリーにどうやって出会ったのか・・・それは20年前にさかのぼります。

ヴィノスやまざき買付隊がカリフォルニアを訪問した際、現地のワインショップのソムリエに「今一番注目のカルフォルニアのワインは?」と聞いて紹介してもらったのがこちらの「ジオリス・ワイナリー」。

実際にその場で試飲してみると、「洗練された果実味、濃密だけど渋みはきめ細かく、バランスの取れた味わい。しかも余韻が長い・・・今まで味わったことのないワイン!」と衝撃を受けました。

早速ワイナリーに向かったのですが、ガードレールがない険しい山道が続き、道案内の看板もない・・・
山奥のこんな辺鄙な場所にあるとは知らず、四苦八苦しながらたどり着きました。

早速、オーナーのウォルター氏に「ぜひ、ジオリスのワインを日本で販売したい」と話しましたが、輸出できる本数がないとのことで、答えは「NO」。
その後、何度も交渉しましたが、取引してもらうことはできませんでした。

しかし数年後、粘り強い交渉がついに功を奏し、ウォルター氏から「少量なら輸出できる」と連絡があり、譲ってもらえるようになったのです。

そんなジオリスは、もともと生産量が少ないこともあり、現地でもなかなか流通しておらず、顧客リストに載っている一部の人しか手に入らないようなプレミアムワイン。
人気の高まりもあって、年々価格が上昇してしまいました・・・

「彼らのワインを、もっと気軽に、日本のお客様にお楽しみいただく方法はないだろうか・・・」
そこで現地に飛び、交渉の末、ジオリス家が自家消費用に造ろうとしていたワインを、「ジオリス・ファミリー・ワイン」として特別に分けていただけることになったのです。

赤は、ジオリスがもっとも得意とするメルロを主体に使用しています。
先にご紹介したフラッグシップの「ジオリス・メルロ」は、若いヴィンテージでも7,800円・・・しかし同じ風格とぶどうの凝縮感を、今だけ特別価格2,980円でお楽しみいただけます。
白も、白桃や白い花、ハーブのような華やかな香りにあふれ、ぶどうの旨みにあふれています。

最初は、本当にこの価格でいいのか・・・?と迷いに迷いましたが、「少しでも多くの方に、ジオリスのワインを知っていただく機会になれば」という想いで、今回さらにウォルターさんと交渉を重ね、この価格を実現したのです。

ところで、ワイン好きの方の中には、「メルロなのにブルゴーニュボトル・・・?」と思われた方がいらっしゃるかもしれません。メルロのワインは、一般的にはボルドーボトル(いかり肩)に入れることが多く、ブルゴーニュボトル(なで肩)はあまり使われません。
実は・・・こちらのワインも、もともとはボルドーボトルでした。しかし、あくまで自家用ワインで、その時ワイナリーにあるボトルに瓶詰めしたために、今回のロットはブルゴーニュボトルでのご案内となります。(詳しくはこちらから>>

有機栽培が盛んな注目産地メンドシーノの老舗蔵元の濃厚赤ワインや、当店が蔵元と一緒に開発したプレミアムワイン「コロ」などが入った「秋のおすすめ 畑直送ワイン6本セット」でもお楽しみいただけます。

私たちはお客様の期待に応えるためなら、山奥の辺鄙な場所でも、たとえ地球の裏側であっても、こだわりワインを探します。
当店自信のバリューワインはもちろん、プレミアムワインも、是非その日の気分やシーンに合わせてお楽しみください!

商品部 ソムリエ 保坂