ボルドー1級シャトーの元醸造長×貴族×友情=奇跡のワイン!?

ヴィノスやまざきの直輸入第一号ワインは、南フランス・ラングドック地方のワイン。
ラングドックワインの輸入を始めて、現地で様々なネットワークができ、その中で出会ったのが、もう何代もワインを造る貴族の家柄の「シャトー・ド・ペノティエ」でした。

手頃な価格ながら、カバルデスという産地でボルドー地方のぶどう品種を使って造る、本格ボルドーワインのような飲み応えのあるワインは、雑誌などでも高い評価を得るようになりました。
彼らが造る白ワインは、「まるでムルソー」と数万円クラスのワインに例えられるような評価もいただきました。

これまでにも、十分に高い評価を獲得してきたペノティエのワイン。
しかし、長年の友人でもある当主のマダムと、さらに上を目指そう!と、話し合いました。

そこで紹介してもらったのが、シャトー・ムートン・ロートシルト(ボルドー格付一級の世界的ワイン)の醸造長も務めていた、世界的醸造家のパトリック・レオン氏。

実は、その出会いのきっかけは、当店が2年に一度開催している大試飲会『蔵の祭典』でした。
経験豊富な醸造家を探していたマダムに、当店の長年のパートナーであるボルドーの人気蔵元「シャトー・ムーラン・オーラロック」の当主エルヴェさんが、彼の幼馴染であったパトリック氏を紹介したのです。

(左)シャトー・ムーラン・オーラロックのエルヴェ氏
(右)パトリック・レオン氏


マダムとは、時には意見の食い違いでぶつかり合いながらも「いつか一緒に、日本のお客様に喜んでいただける、本当に美味しくてコストパフォーマンスが高いオリジナルワインを造りたいね」と語り合ってきました。
そんな私とマダムの夢の実現に、パトリック氏が力を貸してくださったのです。

そして出来上がったワインが「ダーム・ド・ペノティエ」。
二人のマダム」という意味で、「このワインは、君たち二人の努力の結晶だよ」とパトリック氏に言われた言葉から命名しました。

素晴らしいぶどう
貴族の家系の伝統の樽での熟成
シャトー・ムートン・ロートシルトを造った醸造長の指導・・・


そんなドリームチームが造ったワインは、特にレストランのソムリエに大好評でした。

しかし、特注で造るのでお金もかかる、でも手頃な価格で販売したい・・・
あまりの大変さに、一時は醸造を断念しました。

ところがある時、あのワインがあればお店で出したいのに・・・という、星付きフレンチレストランのオーナーからの言葉に背中を押され、さらに最初のものよりもレベルをあげて造り上げたのが、現在ご案内している「ダーム・ド・ペノティエ」なのです。

まさに、人と人との繋がりが生んだ、こちらのワイン。
高級ボルドーワイン好きな方にも、ラングドックの果実味がお好きな方にも楽しんでいただける、世界でもヴィノスやまざきでしか購入できない「奇跡のワイン」だと自負しています。

現在ご案内している「ラングドックワインを飲み尽くすセット」では、この「ダーム・ド・ペノティエ」をはじめ、ヴィノスの原点であるラングドックワインの中でも、長年共に歩んできたロングセラー蔵元たちが、特に自信をもってお届けするワインばかりをセレクトしました。

ぜひ、お楽しみいただけますと幸いです。


買付隊長 種本