ヴィノスも蔵元も…チャレンジ精神は続きます!ワインのプロも愛飲する、夏こそ飲みたい情熱の赤ワイン

ヴィノスやまざきをこれまで長年支えてきたものの一つが、「チャレンジ精神」だと思っています。

1913年に、初代・山崎豊作が静岡の小さな酒屋として創業し、
1980年代には、二代目の山崎巽が、当時まだ無名だった静岡地酒を全国に広めるべく奔走、
1994年には、三代目の社長・種本が、当時は商社から仕入れるのが一般的だったワインの直輸入をスタート。

今年もまた、これまでに経験したことのない難しい状況に直面しながらも、新サービス「GOYOKIKI(御用聞き)」を開始し、お客様に支えられながら、ここまで続けてくることができました。

時代の荒波にもまれ、何度もピンチに直面しながらも乗り越えることができた理由の一つは、創業の時から受け継いできた「不屈のチャレンジ精神」に他なりません。

そして、このチャレンジ精神は、四世代目となるヴィノスの次世代を担うスタッフにも、しっかりと受け継がれています。

昨日、日本ソムリエ協会による「全日本最優秀ソムリエコンクール」の準々決勝が行われました。
全国各地の予選を勝ち抜いた23名のソムリエが参加した準々決勝に、西武池袋店の四家店長が出場。
今回は惜しくも準決勝に進むことはできませんでしたが、「これからも挑戦を続ける」という熱い闘志を胸に、これからも勉強を続けるそうです。

そんな四家店長が、困難にぶつかったときに、「このワインを手に取ると、初心にかえって頑張ろうという気持ちが湧く」と話していたワインがあります。

それが、「アングロ・イノチェンティ・カベルネ・ソーヴィニヨン」。

四家店長自ら現地を訪れ、その目でワイン造りを確かめてきた一本でもあります。

ラベルに大きく書かれたアルファベットの「」が印象的なこのワイン。
「あのAって書かれたワイン、ありますか?」と、リピートされるお客様も多い一本です。

その香りと味わいは、とにかく凝縮感にあふれパワフル!
グラスからあふれ出る香りが食欲をかき立て、思わずお肉料理を食べたくなってしまいます。
完熟したベリーの香りに、ミントやスパイスなどの風味や、きめ細かいタンニンが溶け込んで、ボルドーワインを思わせる複雑な味わいに仕上がっています。

この味わいを生み出す秘密は、厳しい大自然の中で行われる、丁寧なぶどう栽培にありました。

地球の反対側アルゼンチンまでは、日本から飛行機を乗り継いで約25時間。
さらに空港から、舗装もされていない崖っぷちを車で突き進みながら、5時間かけてたどり着いた先に、アングロ・イノチェンティはあります。

アルゼンチンを代表する銘醸地メンドーサ州は、アンデス山脈のふもとに広がるワイン産地。
アングロ・イノチェンティは、メンドーサの中でも、標高1000mを超える山奥に広がるウコ・ヴァレーの自社畑で、ぶどう栽培とワイン造りを続けてきました。

豊富な日照量と、昼夜の寒暖差、そしてアンデスの山々から吹き下ろす冷たく乾燥した風が、凝縮感にあふれ、健康なぶどうを育んでいます。

こうして育ったぶどうを、一つ一つ丁寧に、すべて手摘みで収穫しています。

ぶどうの質に定評があるアングロ・イノチェンティでは、なんと栽培するぶどうの85%を大手のワイナリーに卸していて、アルゼンチンのトップワイナリーも買い求めるほど。
そして自分たちの畑の最良区画のぶどうを使用して、質にこだわったワインを生産しています。

彼らが造るカベルネ・ソーヴィニヨンは、過去にはワイン専門誌で90点以上の高得点を獲得している他、『ワインスタイル(日本経済新聞出版社)』誌の「デイリーワイン王座決定戦」の赤ワイン部門にてBEST1に選出された実力!

アングロ・イノチェンティはもともと、フランスとスペインの国境にあるバスク地方出身のアングロ氏と、イタリアのトスカーナ出身のイノチェンティ氏が、理想のワインが出来る土地を求め、新天地で切り開いた家族経営のワイナリー。
彼らのチャレンジ精神も、4代目となる今の世代にしっかりと引き継がれています。

夏バテ気味のこの時期こそ、食欲をそそるアングロ・イノチェンティの赤ワインで乗り切りましょう!

本島

P.S. 四家さん、本当にお疲れ様でした!