実はこのワイン…本当にすごいんです!

こんにちは、品川店店長の設樂です!
 
私は大学でスペイン語を勉強したことで、スペインの文化や、人柄、ワインが大好きになり、ヴィノスやまざきに入社しました。働いてからも、来日イベントなどで、スペインに関わる仕事をさせていただく機会があります。


そんな私が新入社員のころ、正面に大きく展開しているわけでもないのに不思議と自然に売れていく、とある一本のスペインワインがあることに気付きました。
 
実際こちらのワイン、店頭ですとこんなところや

あんなところでご紹介しております。

それにも関わらずなんでこんなに売れていくんだろう・・・と不思議だったので、調べてみると・・・
じつは、ものすごいワインだったことが分かったのです!
 
スペインはワインのイメージが強い国だと思いますが、低価格帯のワインも非常に多く、「銘醸地」として知られているのはほんの一部。
このワインの作り手は、とくに有名な銘醸地の一つである「リベラ・デル・ドゥエロ」という場所で、古くからワイン造りを行う蔵元です。
 
リベラ・デル・ドゥエロには現在、産地には約7000軒のぶどう農家と約290軒のワイナリーが存在しています。
 
この地で有名なワイナリーとして名前を連ねるのは、「ウニコ」という高級ワインで知られる生産者「ベガ・シシリア」や、あの有名評論家ロバート・パーカーがスペイン初の100点を出した「ピングス」など、数万円~10万円以上にもなる超高級ワインです。
 
ヴィノスやまざきの店頭で売れていたあのスペインワインの造り手は、そんな高級ワイン産地で1777年からワインの生産を行っている、地域で最古の蔵元のひとつ。さらになんと、スペインで現存するワイナリーとしても、最古の蔵元のひとつとしてあげられるのだそうですから、驚きです!

この蔵元が所有する畑は、高級ワイン「ウニコ」を造るベガ・シシリア社の畑に隣接しています。それだけでなく、ベガ・シシリアにぶどうを卸していた歴史もあるほど、ぶどうの質の高さは確かです。
 
私も2年前、蔵元が来日した際に見せていただいたその畑の写真は、樹齢130年という古木のぶどう畑で、周りの他のぶどう畑のどの樹よりも生き生きと力強く輝いて見え、「この蔵元が古くから素晴らしいぶどうを造っていたからこそ、この土地で高級ワイナリーが生産を始めたのだろう」と思うと同時に、蔵元のことを、さらに好きになるきっかけにもなりました。

そんな有名高級ワインと肩を並べる品質、といっても過言ではないワインを造るのが、
「バルバス」という蔵元です。

どの赤ワインも「テンプラリーニョ」と呼ばれるスペイン特有の品種を中心に使用して造られ、凝縮感の強い豊かな果実味と、高級感すら漂う深みのあるこっくりとした味わいのワインは、5~10年と長期熟成することも可能です。

特に「果実の濃厚さと樽熟成の風味がバランス最高だね!」と人気なのは、18カ月の熟成を施した「クリアンサ」タイプと呼ばれるワインです。

スペインでは古くから独自の熟成基準があり、熟成年数によってランクがあります。
そしてその基準は、ほかのどの国でも見ない、ワインとしては異例の厳しい基準なのです。
もしフランス・ボルドーで同じ基準をクリアしたワインでしたら、倍くらいのお値段がついても不思議じゃない・・・。
 
更には、夏は35度を超え、冬は氷点下という非常に過酷な気候条件の中で、年によっては収穫時期が2カ月も遅くなる時があるそうです。
あまりに過酷な環境のため、リベラ・デル・ドゥエロでは、有機栽培の認証を取得しているワイナリーはほとんど存在しません。
それでもバルバスは、環境に配慮したサステイナブル(持続可能な)農法を実践し、ほぼ有機栽培でぶどうを育てている、数少ない蔵元なのです。

実際購入された方は、

「おすすめしてくれて買ってみたんだけど、本当に美味しかったんだよ!」
「すごくしっかりしているのに、上品な味というのは他になくって。」

とリピーターになっていただく方が非常に多いです!

外出をなるべく控えていらっしゃる中で、なかなか店頭でお買い求めいただくことが難しいと思いますが、ただいまオンラインショップ、またはGOYOKIKIなどでもお求めいただけます!
 
隠された人気を知って「思わず飲んでみたい」と思った方!ぜひ一度お試しください!
きっと「飲んでよかった」と心からご納得いただけるワインだと思います。
 
品川店 設樂