想いが詰まったプレミアムワインをご自宅で… ~ナパヴァレーより~

先日、今を乗り切る人気ワインセットのうち、フランスのパートナーであるシャトー・ド・ペノティエが造るワインをご紹介させていただきました▼
https://www.v-yamazaki.co.jp/blog/blog/b20200509/
 
そして本日はその中から、ナパヴァレーで誕生した「想い」溢れるワインをご紹介いたします。
 
ヴィノスやまざきでは、20年以上前に、カリフォルニアワインの輸入を開始しました。
 
思えば、その頃はまだカリフォルニアワインは日本ではメジャーではなく、ナパヴァレーの知名度も今ほどではありませんでした。
 
価格は年々上昇し、オーパス・ワンといった代表的なワインは今や当時の何倍もの価格になってしまいました。
 
そんな時代から今日まで、変わらない価格でいて尚且つ品質が向上し続けるワインを、日本のお客様の為に手掛けてくれているのが「ストーンヘッジ・ワイナリー」です。

 


今や蔵直カリフォルニアワインを語るには欠かせない存在となり、当店の一番人気であるメリタージュシリーズを手掛けてくれています。
 

そんなストーンヘッジ・ワイナリーが手掛けた、我々にとっても特別な1本がこちらの「トロフィー・プレミアム カベルネ・ソーヴィニヨン アトラスピーク2017」
 

2015年にヴィノスやまざきが、ワイン業界で初めて「米国農産物ホール・オブ・フェーム(名誉の殿堂)」を受賞したことを記念して造られたのがこの1本の誕生のきっかけでした。
 

最初にリリースしたファーストヴィンテージは全て完売してしまいましたが、「あのトロフィーワインは、もうないの?」というお客様の声を受けて、現地を訪問した際に「あの味わいに負けない新たなトロフィーワインができないか」と交渉しました。

そうして、遂に日本に届いた2017年の最新ヴィンテージは、ナパ・ヴァレーの中でも「アトラスピーク地区」という山間の限られたエリアのぶどうを厳選して使用しています。

 

このエリアはナパヴァレーのなかでも最も標高が高いエリアの1つで、日照量に恵まれるため、昼夜の寒暖差が大きく、生育期間が長くなるこの地区のぶどうは、濃厚で複雑な味わいに仕上がります。

そんなアトラスピークの、小粒で凝縮したカベルネ・ソーヴィニヨンを使用していただき、さらに12カ月の長期樽熟成…
 
その味わいは、非常にリッチなフルボディ。
ドライイチジクやプルーンのような濃縮したぶどうの旨みと、しっかりとした渋みが感じられます!
 
私が現地を訪れた際には、「オーパス・ワン」や「スタッグス・リープ・ワインセラー」など、数々の高額ナパワインも多く試飲してきました。

しかし、ナパヴァレーで長きに渡りこの地域のぶどうにこだわり続けてワインを造り続けているドン・ベイカー氏が手掛けるこのワインにおいて、果実の凝縮感と洗練された味わいは全く引けをとらないと、自信をもってご紹介できる一本です。

「この季節に赤ワインはちょっと…」という方もいらっしゃるかと思いますが、実はこのワイン軽く冷やしても美味しくいただけます!

 

通常赤ワインは常温でというのが一般的ですが、それは冷やすことで渋みが出てきてしまうからなのです。
しかし、果実味たっぷりのこちらのワインでしたら渋みが程よく溶け込んでまた違った味わいでお楽しみいただけますよ!


このワインにはそんなドン・ベイカー氏の熱い情熱や、本当に美味しいカリフォルニアワインを日本のお客様に楽しんでいただきたいと歩んできた我々ヴィノススタッフの想いが込められた大切な1本です。
 

是非多くのお客様にご自宅でゆっくりと味わっていただければと思います。
 
高澤