ヴィノスやまざき 中目黒店 スタッフダイアリー

修道院のワイン

中目黒高架下のオープンから早いことで2週間が経とうとしています。

気が付けば12月に入り、2016年も残すところわずかです。

 

慌ただしい時期でもありますが、クリスマスや年末など特別なひとときを過ごしたい時期でもあります。

そんな時にぜひ飲んで頂きたいのが、南フランス・カンヌの修道院で造られた稀少なワイン【アベイ・ド・レランス】。

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大都市カンヌの沖から小型フェリーで約20分。小さな島々からなる「レランス諸島」のうちのひとつ「サントノラ島」に27名の修道院が日々祈りを神に捧げる修道院【アベイ・ド・レランス】があります。

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もともとワイン造りのルーツはヨーロッパのキリスト教と深く関係があり、カトリック教会のミサでワインが飲まれることから修道士たちは上質なワインを造ることに精を出していました。

もちろん、そのワインは商売目的のためではなく「神への奉仕」である大変神聖なもの。

 

今では、修道院が実際にワインを造っているところはほんの僅かだそうです。

(修道院に由縁があることで有名なワイナリーも、現在は民間の企業によるものがほとんどです。)

島の外に出ることはなかった門外不出の修道院のワインですが、ヴィノスやまざきの創業地「静岡市」とカンヌ市が姉妹都市提携を結んだことがきっかけで、譲っていただけることになったという経緯が24年前にあります。

 

昨日まで、フランスでも入手困難な【アベイド・レランス】のぶどう栽培・醸造を担っているマリー神父がはじめて日本を訪れていました。

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各地でイベントも開催し、多くの方々がこのワインとの出会いを果たしたことにマリー神父も心から喜んでくれたようです。

 

ワインのそれぞれの詳細につきましては、順にゆっくりと綴らせていただきますが本日はマリー神父が1番思い入れのあるという「サンソヴール」をご紹介します。

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「サンソヴール」は南フランスの代表品種でもある「シラー」を100%使い、フランス製の高級樽で約18カ月熟成されたコクありの赤ワイン。

このワインに使われているシラーは、実はマリー神父がこの修道院に訪れたときに植えたものです。

長い年月を経て、果実味やアロマに富んだ素晴らしいシラーができあがりました。

シラー独特のスパイシーな印象が複雑味を与え、お料理との相性も最高なものにしてくれます。

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南仏のシラーといっても、サントノラ島は地中海に囲まれた独特な環境により適度な海風もうけ、濃いだけというより非常にエレガンスでタンニン(渋み)も滑らか。

「このワインを飲むと、この島に生きているすべての自然の香りを感じられるような心地になるんです。」

そう語るマリー神父を表しているかのようなワインです。

 

修道院のワイン「アベイド・レランス」は極少量生産のため、1年に1度の入荷のみです。

特別な時に飲むワイン、特別な方にあげたいワイン、そんなワインをお探しでしたらぜひ手におとりください。

 

現在中目黒店の一部ボトルは、マリー神父のサインつきです。

ぜひ、すてきなクリスマスをこのワインでお楽しみください。

 

中目黒店

店長 種本