ヴィノスダイアリー

祝受賞!彼のワインが、進化を続ける秘訣とは?

この人が、またしても快挙を成し遂げてくれました。

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ラ・グラーヴのオーナーで醸造家の、ジャン・フランソワ・オロスケットさん。

本日結果発表となった「サクラアワード2020」で、彼が造る2つのワインが、ダブルゴールドメダルを獲得しました!

今年は世界29か国から4333本のワインがエントリーされ、ダブルゴールドメダルを獲得したワインは256アイテム(上位約6%)。ダブルゴールドメダルを獲得したワインの多くが、4000円超の高価格帯である中で、ラ・グラーヴからは、コストパフォーマンス抜群のこちらの2本が選ばれました。

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メルロの赤ワインは、カシスやプラムのようなジューシーな果実味たっぷりで、渋みが柔らかく、とにかく飲みやすい一本。「1000円台でこの味わい!?」と、当店でも長年のファンが多い一本です。

一方のプリヴィレージュ白樽熟成は、地場品種マカブーを中心に使用し、フレンチオーク樽で発酵・熟成させたプレミアムワイン。ピーチやマンゴーなどトロピカルフルーツの香りに、バニラの風味を感じるゴージャスな白ワインです。


南フランスのラングドック地方でワイン造りを行うラ・グラーヴと出会ったのは、今から約15年前。

オロスケットさんとは、何度もディスカッションを重ね、日本のお客様のためにオリジナルのヌーヴォー(新酒)も造ってくれるようになりました。

オロスケットさんのヌーヴォーは、過去にはラングドックの新酒コンクールで最高特別賞(タラン・プリムール)を獲得したことも。今では、新酒の時期になると必ず地元の新聞社がその年の出来を聞きに訪れるなど、地元では知らない人はいないほどの実力蔵元です。

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しかし、ときにはケンカをしたことも・・・

ここ数年、日本では、手頃で果実味たっぷりのチリやアルゼンチン、カリフォルニアなどのワインを手に取る方が増え、フランスワインは新大陸ワインに少し押され気味になっていました。

現地を訪問した際に、味わいに物足りなさを感じてしまった買付隊が、「今以上にもっと果実味のある味わいにしないと、負けてしまうよ」と話したところ、「そんなはずはない!」と怒ってしまったのです。

そこで、ヴィノスやまざきが二年に一度開催しているワインと日本酒のフェスティバル『蔵の祭典』にオロスケットさんを招待しました。そこで、南米やカリフォルニアのワインのブースに、たくさんの人が並ぶ姿を目にしたオロスケットさん。

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他の国のワインをテイスティングし、「自分ももっとよいワインを造らないと・・・」と刺激を受けたことで、これまで以上に情熱をもって取り組んだ結果が、今回のダブル受賞につながったのかもしれません。

そんなオロスケットさんは、今回も『蔵の祭典』に来てくれます。この『蔵の祭典』のために、特別なワインを用意してくれたとの情報も・・・!ぜひ楽しみにしていてくださいね。

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本島