ヴィノスダイアリー

これぞ、ヴァン・ナチュール・ヌーヴォー!

フランス夏の買付け隊は次なるボジョレー・ヌーヴォーの蔵元「ナチュール」にやって参りました!

自然派ヌーヴォーとして毎年大人気で、店頭からすぐに無くなってしまうため、私も自分用に必ず予約をするナチュールヴィラージュ・ヌーヴォーですが、今年はどんな味わいのヌーヴォーができるのかとても楽しみにしています!

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ボジョレー地区の一部では夏に雹の被害があったということでぶどうの状態が心配でしたが、今年のぶどうの出来をお聞きしたところ
「ナチュールの畑は標高が500メートルと高く、雹の被害は無かった」
と仰っていて、実際ぶどうの葉は濃い緑色で房にも大きくはありませんがしっかりとした粒がついていて、とても安心しました。

また降雨量も程よく、今はぶどうの状態はかなり良いと嬉しそうにお話ししてくれました。

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ぶどうを実際食べてみると、まだ完全な完熟前という事もあり程よい酸味がありましたが、小粒ながらも凝縮したぶどうからは果実味がたっぷりと感じられました!

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2018年に比べると収穫量は減ってしまいますが、健康できれいなぶどうを、あと数週間完熟を待つことで収穫できそうだと仰っていました。

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2019年のヌーヴォーは厚みのあるぶどうの皮がワインに濃縮感を与え、熟したいちごのような風味と長い余韻が楽しめる素晴らしい仕上がりになるそうです。

実は彼女たちの畑は一部ではすでに有機栽培の認証を獲得しており、ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォーに使用する畑は認証は取得していないものの、それらの畑と全く同様にオーガニックの農法を実践しているとのこと。
だからこんなに自然なぶどうの味わいが感じられるんだ、と改めて納得しました。

さらに!ナチュールのヌーヴォーは酸化防止剤無添加で仕上げられる、ヴァン・ナチュールなのです!

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彼女たちも通常のワインは少量ながら酸化防止剤を使うのですが、造ってからすぐに消費されるヌーヴォーに関しては酸化防止剤を添加しなくても大丈夫では、と考え、無添加のヌーヴォーを、造っています。

もちろん、そのためには徹底的に選果を行い、健康的なぶどうだけを粒選りして作り上げます。

これだけの手間暇をかけて作られるナチュールのヌーヴォーが楽しめるのは、特注でオーダーしているミシュランの三ツ星レストラン「ジョルジュ・ブラン」や「ベルナール・ロワゾー」、もしくは日本のヴィノスやまざきだけとのこと!

今年もおいしいヌーヴォーが期待できますので、確実にナチュール・ヌーヴォーを楽しみたい方にはご予約がおすすめです!
皆さま、ぜひ楽しみにお待ちください!!

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ヌーヴォー生育確認隊 木村