ヴィノスダイアリー

真夏になる前に

もうすぐ梅雨入りとも言われていますが、東京の明日(6日)は30度を超えるとの予想。。。

真夏に比べればまだ涼しいのでしょうが、体が慣れてないからでしょうか?体感的には真夏のようになると思われます。

 

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ですが、この季節は上品なミネラル感を感じて、でもコクのある白ワインを楽しむにはもってこいの季節なのです。

これ以上暑くなってしまうと重過ぎてしまうし、涼しすぎると冷たすぎる飲み物になってしまいます。

そして、この季節の食べ物はほどほどに旨みがありながら、涼しげな感じがしていてコクあり白にぴったりなのです。

 

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そのぴったりなコクある白ワインが「ラミ・ピヨ シャサーニュ・モンラッシェ2016」です。

シャサーニュ・モンラッシェ村は、ムルソー、ピュリニィ・モンラッシェと並びブルゴーニュにおける3大白ワイン銘醸地です。

造り手はラミ・ピヨ。シャサーニュ・モンラッシェとサントーバン(少し山側の白ワインが有名な産地です)ラミ家とピヨ家が結婚して誕生した蔵元です。

歴史も古く、それ故に条件の良い畑だけを所有しているというはずれのない蔵元でもあります。

 

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一般的に白ワインの旨さを突き詰めていくと、その酸味の質にたどり着くと言われています。

もちろん、果実味とのバランスは大切ですが、その酸味の質によって品質だったり特徴が決まると言われます。

 

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例えば、先に挙げた3つの村ですが、その酸味の性質は糸にたとえられます。

ムルソーはしっかりとして厚みのあるタコ糸(木綿糸)。

ピュリニィ・モンラッシェは上品さが特出していて絹糸(シルク)。

そしてシャサーニュ・モンラッシェはその中間でバランスのいい綿糸(コットン)。

(実際に同じ造り手で同じ年号の上記の3つの村を飲み比べてみると面白いと思いますが)

 

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ですので、このラミ・ピヨのシャサーニュ・モンラッシェも酸味はバランスがよく、飲みごたえもありながら、上品さもあります。

また2016年は極端に収穫量が少なかったこともあり丁寧に造りが施されエレガントさが増しています。

少し高めの温度でそのまま飲んで長い余韻を楽しむのもいいですし、海老や蟹などの甲殻類と食すとお互いの甘味や旨みが

見事なマリアージュを届けてくれると思います。

そして、この時期に美味しいナスやイカ、キスなどの天ぷらと合わせるとこの世の幸せを実感できること間違いなしです!

 

寺田