ヴィノスダイアリー

受け継がれる思いをお届けします。

ワインの造り手には、世界中にワインを輸出する大規模な生産者から、代々家族経営を貫く小規模な生産者まで、さまざまです。

特に、農業国であるフランスには、何世代にも渡って続く家族経営の造り手も多く、彼らの多くが直面しているのが、後継者問題だそう。

どこの国でも農業の後継者や高齢化の問題は共通なんですね。

今日、昨年ちょうど父から息子へ、ワイン造りのバトンが渡され、しばらくは後継者問題とは無縁の生産者をご紹介します。

20年以上前からヴィノスのバリューボルドーワインといえば、この人シャトー・レグラーヴのポヴィフ親子。


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フランスを代表するグルメ専門誌ゴ・エ・ミヨのワイン特集で、450本の中から第2位に選ばれたのは、20年以上前の過去の話。

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でも、過去の話と一言では片付けられないのが、彼らの凄いところ。

ワインは普通、年号によって味わいが変わるものですが、彼らのワインはあまり変わらないのです。

もちろん、成分を分析すれば、さまざまな違いがあるのは当然ですが、香りを嗅ぎ口に含んだ時の美味しさが、いつも同じなんです。


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シャトー・レグラーヴに対する買付隊の共通用語は、「レグラーヴのワインはいつでも安心できるよね!」なのです。

なぜ!?

答えは1つ。

それは、ぶどう栽培に全力を注ぎ、年号が悪い年には、徹底的に選果作業を行い、完熟したぶどうだけでワインを造るから。


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だから、収量が1/3程度になることもよくあるそうで、
「ワインは農産物。そんな時もあるさ。毎年続くと本当に困るけど...ヴィノスとは20年以上のお付き合いだから、お客様の期待に応えるために、これからも全力で頑張るよ!」

そんなポヴィフ親子が造ったワインが今週のテイスティングバーでお楽しみいただけます。


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シャトー・レ・グラーヴ・赤樽熟成 2015

シャトー・レ・グラーヴとの出会いのきっかけとなったワインの2015年の当たり年!

メルロを中心にカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドし、12カ月フレンチオークで熟成を施し、熟したプラムやダークチェリーを思わせる豊かな果実味と心地よい渋みが楽しめる一本です。


6月16日(日曜日)は父の日です。

父から息子へ継承されたワインを日頃の感謝の気持ちを添えて、贈ってみてはいかがでしょうか。

まずはお試しください。


鶴見