ヴィノスダイアリー

ワイン法を変えたワイン。神の子のワイン。

先日嬉しいニュースが飛び込んできました。

国際ソムリエ協会(A.S.I)主催の「第八回 International A.S.I. Sommelier Diploma(インターナショナル・ソムリエ・ディプロマ)」にて、ヴィノスやまざき池袋西武店の店長 四家(しけ)が世界で49名、日本からは7名の一人に選ばれました。

今までは高級レストランなどのトップソムリエ達が合格していた中、ワインショップとしてはおそらく初?の受賞となり、世界レベルの呼称資格であるソムリエ・ディプロマを取得したことは、仲間として本当に嬉しいばかりです。

 

そんな四家店長ですが、彼に一番好きなワインは?と聞くとこんな返事がきました。

「有名産地ブルゴーニュの中では、決して誰もが知っているアペラシオン(ワイン原産地)ではないが、自分が一番衝撃を受けたワインがこちらです!」

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パスカル・ボンノム・ヴィレ・クレッセ2016

 

ブルゴーニュと言えば、あのロマネ・コンティを始めとする高級赤ワインの宝庫。

また白ワインの銘醸地としても知られ、辛口白ワインの代名詞「シャブリ」や、偉大な白ワイン「モンラッシェ」など、数多くの高品質な白ワインで高価格ワインを産み出しています。

 

しかし、近年のブルゴーニュワインは、ここ数年の厳しい天候(遅霜や雹による被害)による生産量の激減と、土地の価格の高騰により、ワインの価格が高騰してきています。

安定しない生産量をカバーするため、近年、有名生産者はより土地の値段が安く、安定したワインが生産できる土地を探し、進出する動きが増え始めてきています。

 

そして今、そんな注目の産地の一つに数えられているのが「マコネ地区」

マコネ地区は、銘醸村がきらびやかに連なる「コート・ドール地区」の南に広がる丘陵地帯で、コート・ドール地区よりも温暖なこのエリアでは、より完熟したぶどうを収穫することが出来ます。

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ヴィレ・クレッセというのは、ワイン名でもありますが、場所の名前であるヴィレとクレッセという2つの村の秀逸性が認められ、近年マコネ地区から独立して格上げされた地域です。

ワインに厳しい規律のあるフランスでは、新しいアペラシオン(ワイン原産地名)の格上げは容易ではありません。

その格上げに一役かった英雄的生産者「アンドレ・ボンノム」を父に持ち、父以上の技術のある生産者が、先ほど紹介したパスカル・ボンノムです。

偉大な父からワイン造りを学び、2001年に同蔵元を立ち上げました。

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わずか6haという小さな畑から造られるこのシャルドネは、あえて樽熟成を行わず、ぶどう本来が持つアロマを忠実に表現。洋ナシや白桃のような熟したフルーツの果実味と、心地良い酸味との調和が楽しめる1本です。

 

和食を中心にお魚料理との相性も良く、「デイリーに、でも透明感と高級感のあるブルゴーニュワインを楽しみたい!」という方にまさにオススメ。これからだんだんと暖かくなっていく今の季節にもぴったりです。

 

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まだお試しになられていないお客様、この機会に是非、お試しください!

 

2016年ヴィンテージは、収穫量こそ減ったものの、非常に高品質なぶどうが収穫でき、パスカル氏も太鼓判を押す納得の仕上がりとなりました。普段からこのパスカル・ボンノムをご愛飲いただいているお客様には、ケース買いをオススメします!


価格が高騰するブルゴーニュ地方にあっても、昔とほとんど変わらずに良心的な価格で高品質なワインを私たちの元へ送り届けてくれるパスカル氏。

彼に敬意を示すとともに、現在、フランスで取材を続ける買付け研修チームの無事を祈って、私は今夜、パスカルが造るこのヴィレ・クレッセで乾杯をしたいと思います。

皆様も素敵なワインライフをお過ごしください。

それでは、サンテ(乾杯)!

と、ここまで熱く四家店長が語ってくれたので、代筆ではございますが本日書かせて頂きました。

 

岩谷