ヴィノスダイアリー

「シュナン・ブラン」のスペシャリスト!

先日、南アフリカ買付隊は無事日本へ帰国いたしました!

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これまでテキストや書物で勉強したことはもちろんありますが、「百聞は一見に如かず」という言葉にある通り、実際に尋ねると今までの考え方や見方は大きく変わりました。

 

南アフリカワインというと、皆様はどんなイメージをお持ちでしょうか?

「安くておいしいワインが多い」

「最近日本で多く見かけるようになってきた」

と思われる方も少なくないかもしれません。

実は南アフリカワインの歴史は古く、最初のワインが誕生したのはなんと1655年。その頃日本はまだ江戸時代初期と言える時代です。

また産地についても多くは西ケープ州のエリアに集中しており、更にその中で細かい産地が数多く存在します。

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例えば当店でNo.1南アフリカ白ワインを造る「ボーモン・ファミリー・ワインズ」があるウォーカーベイ。

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海のすぐ近くということもあり、冷涼な風が吹くことで爽やかな白ぶどうやピノ・ノワールの栽培が盛んな地域です。

ボーモンの畑も海から約10kmと近く、手掛けるぶどうについてもミネラル分もあり、全体として雨が少なく日照量も豊富なため果実感を伴ったぶどうが栽培されています。

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 そんな中、醸造長のセバスチャンさんが特に力を入れているのが、こちらの「シュナン・ブラン」という品種を使ったワイン。

 

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本日開催された「蔵直ヒストリーワインフェスタ」でもお客様から大好評をいただきました。

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2005年に大幅な植え替えを行ったときに、他の品種を育てていくという方向性もありましたが、ワイナリー設立当初から育てている品種であり、土壌にも、そして彼が目指すスタイルにも一番合っているということでこの品種に注力する決断をしたそうです。

造りにもしっかりとこだわりがあり、こちらのワインには比較的若くフレッシュ感のあるものを厳選。

それを、コンクリートタンクとステンレスタンクの2種類にわけて発酵します。

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コンクリートタンクは、ぶどうのもつフレッシュ感を残しつつ、ステレンスより空気と触れる割合が多くまろやかな仕上がりになります。

その2種類をその年ごとの特徴を見て最後にブレンドし、その年のベストを造り上げています。

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現地で試飲し、「フレッシュで青りんごのような爽やかな香りと味わいがおいしい」と彼に告げると、2018年は降雨量が特に少なくドライな年で、シュナン・ブランは全体としてその青りんごのような印象が特徴的で、それを活かした仕上がりにしているとのこと!

その土地のテロワールや自然の恵みを活かし、その年のベストワインを造る「シュナン・ブランのスペシャリスト」の技を垣間見た訪問でした。

 

こちらのワイン、明日も各店のイベントでお楽しみいただけます!是非お試しくださいませ!▼

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より多くのお客様にお楽しみいただけるよう、スタッフ一同店舗にて心よりご来店をお待ちしております!

 

南アフリカワイン買付隊

高澤