ヴィノスダイアリー

サクラワイン5種飲み比べ!Part2

日本で手に入れることができるワインの生産地は、ここ20年、10年で大きく様変わりしました。

かつては、フランス産の有名シャトーやドメーヌといった高級ワインか、

ぶどうの生産者の顔が見えない大量生産型の低価格のワインか、

高級ワインは日常楽しむものではなく、
かといって低価格のワインもリーズナブルに楽しめるからといっても、美味しくない。

そういったお客様からの
「もう少し高くてもいいから、気軽の楽しめて、とびきり美味しいワインが飲みたい!」

からスタートした蔵直ワインも、10年で人気ワインの生産地が大きく変わっていきました。

そのきっかけとなったのは、やはりカリフォルニアワインとフランスワインを飲み比べた
パリテイスティング事件があったから。
当時はまだ無名だったカリフォルニアワインたちが、有名シャトーのワインたち以上に高い評価を獲得。
カリフォルニアワインが、ただの「美味しくて飲みやすいワイン」から、ボルドー格付け一級シャトーなどと同じように、
世界中から投資の対象になったことで、カリフォルニアワインも価格が高騰していきました。

そして、カリフォルニアでもボルドーやブルゴーニュを超えるワインが造れるということは、
他の世界の産地にも可能性がある!とチリや、オーストラリア、アルゼンチンといった国々でも、
有名シャトーや生産者が投資をし、世界のワイン評論家を驚かせるワインを造り始めました。


特に、今から10年以上前から現地を訪問し注目していた南アフリカ。
ヨーロッパ文化の影響もあり古くからワイン造りを行っていた南アフリカワインは、
今でこそ、大手スーパーでも手に入りやすくなりましたが、
当時はまだ輸入をしている会社がほとんどなかったころ。

無名でもコストパフォーマンスの品質の高い美味しいワインがあるならと、
現地に足を運び、情報を収集し、生産者を訪問し続けました。
10年もの間、お客様の支持があったからこそ、輸入を続けていくことできました。

今から4年前、ボーモン・ホープマルゲリータという白ワインが新聞のランキングで第一位を獲得。
一気に南アフリカワインが注目を集め始めた時に、現地を再度訪問し、蔵元ともに日本のお客様のために造ったワインが
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という赤ワインです。
現地を訪問したときに、バレルテイスティングといって、樽の中で熟成中のワインを試飲したとき、
今まで飲んだワインにはなかった衝撃を感じたのを、今でも覚えています。
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2種類のぶどう品種をその場でブレンドして、完成させたワイン。
このワインをこのままお客様に飲んでもらいたい!

という想いとはうらはらに、生産量が限られているため、
この樽のワインは、他のワインとブレンドする分しかないということでした。

ほんの少しでもいいので、いつかこのワインを日本のお客様に届けよう!と蔵元と約束し、
完成したのがこのワインです。

週末のサクラワイン祭りでは、このワインをお楽しみいただけますので、
ぜひ、一度南アフリカワインの実力を試しに、お店にご来店ください。


片山