ヴィノスダイアリー

秘境で造られた秘蔵ワイン!

映画祭でも有名なカンヌ。

南フランス、プロヴァンスの海風と、まぶしい日差しが特徴的な高級リゾートの街です。

 

20181005145327.jpg

 

カンヌからフェリーで約20分、喧騒から離れた場所に、修道院のある神聖な島「サントノラ島」はあります。

島には『アベイ・ド・レランス』という修道院があるのみで、現在20名の男子修道士が修練している特別な場所。

 

20181005145939.jpg


島に一歩足を踏み入れると、カンヌの街の賑やかさからは想像もつかないほどの、澄んだ空気と周りを取り囲む静寂な雰囲気に包まれます。

 

彼らは、「労働を神に捧げる」という信念のもと、日に7回の礼拝を厳格に守り、世界中から訪れる巡礼者へのおもてなしや日々の修業を行うかたわら、自然農法でぶどうを栽培し、ごく少量だけワインを造っており、造られたワインのほとんどは、修道院やフランス国内での催事、あるいは有名なレストランで嗜まれています。

 

実は、ヴィノスやまざきと『アベイ・ド・レランス』の関係は古く、20年も前からのお付き合いがあるのです。始まりは、修道院のあるカンヌ市とヴィノスやまざきの原点である静岡市が、姉妹都市として交流があったことがきっかけでした。

 

20181005153815.jpg

 

この地元新聞は、当店買い付け隊長の種本が、初めて『アベイ・ド・レランス』のワインを日本へ輸入することに成功し、現地でも大きく取り上げられたときのものです。



20181005150503.jpg
 

【2018年9月の収穫の様子】

 

「神様に捧げる特別なワイン」のぶどうの収穫、"ヴァンダンジュ"

まだ日も登らない明け方5時、礼拝から始まり、神聖な気持ちで収穫の時を待ちます。

午前7時、畑へと向かい、まさに完熟したぶどうを一房一房丁寧に、もちろん手作業で収穫し、修道士やボランティアで集まった仲間たちと一緒になって汗を流します。


年間300日が晴れると言われるカンヌのなかでも、サントノラ島は特別なテロワールがあります。周りを地中海に囲まれており、適度に湿度のある冷たい海風が吹くことで、ぶどうは病害の影響を受けづらいのだそう。

 

20181005152142.jpg

 

畑に余計な手を加えず、昔から自然と共にぶどうを育ててきました。2015年からはほぼ有機農法に切り替えていて、自然との融合をしながらぶどう栽培をしています。

残念ながら第二次世界大戦時には、栽培されていたぶどう畑はわずか2ヘクタールだけ残し、全て引き抜かれてしまったそうです。

でも、戦後直ぐにぶどう栽培が再開され、畑には古いものでは樹齢60年の古木のものもあります。丁寧な畑仕事がマリー神父の言葉からもしっかりと伝わってきました。

 

20181005151811.jpg 

 

ぶどうの重みで自然としたたり落ちる「フリーランジュース」を中心に使い、自然酵母でゆっくりと発酵は進み、ぶどう品種によりステンレスタンクとフレンチ樽を使い分けて、ワインはできあがります。

 

こうしてできあがったワインは、元々は巡礼に訪れた来客者向けに造られていましたが、その品質の素晴らしさに共鳴したフランス国内の星付きレストランやホテルで、世界中の美食家たちから賞賛されています。過去には、カンヌ映画祭の前夜祭のディナーで振舞われたこともあるほどです。

 

歩いて簡単に1周できてしまう小さな島の中でも栽培に適した画はごくわずかで、しかも冷涼な気候条件で育ちやすいと言われるピノ・ノワールの栽培は常識外でした。

それでも実験的にピノ・ノワールの栽培は行われ、2005年にわずか数百本だけ生産されたのです。

 

その本当に貴重なピノ・ノワール2016年を、「匠の秘蔵ワイン究極の6本セット」の1本として、特別に分けていただきました。

 

詳しくはこちらから↓

20181005151510.jpg


ぜひ、皆さまのライフスタイルをこの修道士たちが造ったワインや秘蔵ワインでお楽しみいただければと思います。


鶴見