ヴィノスダイアリー

未開拓の地 ウルグアイへ!

1994年、南フランスからスタートしたワインの買付けもお客様の代弁者として本当に納得して頂けるワインを探し求めた結果、未開拓の地、ウルグアイにたどり着きました。

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遂にワインの買付もここまで来たか...

ウルグアイの首都モンテビデオ空港に着いた時、感慨深いものがありました。

日本から約18,000km離れ、ソムリエ教本にも記述がなく日本で見かけることのないウルグアイワイン。
そんな未知なるワインをしっかりとお客様に情報を伝え、魅力的なワインと感じていただきたいと想い訪れました。

まず、ウルグアイワインについて3つのポイントを紹介します。

1.1870年にイタリア移民とバスク人によって植樹されたのが始まり。現在は、約300件のワイナリーが存在しそのほとんどが家族経営の小規模生産者

2.南米で唯一大西洋の影響を受け、ボルドーと気候が似ているが、平均気温はボルドーより高くて乾燥している。そして、ウルグアイで唯一成功したとも言われている、赤ワイン用ぶどう品種タナの栽培が盛ん。

3.Uruguay Naturalとラベルに記載されており、国をあげてサステイナブルに取り組んでいます。

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そんなウルグアイワインの中で、トップクラスの品質を誇るのが当店でも注目の蔵元ボデガ・ガルソン。
 
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ガルソンは、2008年にオーナーのアレハンドロ氏によって設立。

当時、ウルグアイワインの生産量の90%以上が、アルゼンチンと川を挟み隣接しているコロニア地域で生産されていましたが、アレハンドロ氏がマルドナド地域のガルソン(ワイナリー名でありながら、地区の名前)に注目し、未開拓の地を開墾してヴィンヤードを作りぶどうを植えました。

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当時、地元の人達からは、「その場所でぶどうを栽培するのは難しい、成功するはずがない」と言われながらもぶどうの栽培を始めると大西洋からの海風の影響と独特な土壌とテロワールにより、素晴らしいぶどうが育ちました。

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ガルソンの設立当時からヴィンヤード責任者エデュアルド氏は、地質調査を行いながらエリアを細分化しその土壌にあった品種の植える事で良質なぶどうが出来ると語ってくれました。

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醸造家のヘルマン氏は、区画ごとにワインを醸造し、最新設備を使用しながら高品質ワインを手掛けています。

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熟成樽もすべてフレンチオークを使用。
さらには、樽香の強弱が記載された樽を使用し、品種に合わせて選別し熟成を行っているこだわり。

ヘルマン氏は「品種ごとのアロマを大切にしながら、果実本来の旨味を引き出したワイン造りを心がけている」とのこと。

イタリアのトップワインメーカーである「アンティノリ」で、ティニャネロやソライアなどスーパータスカンを手掛けたアルベルト・アントニーニ氏も醸造チームに加わり、年々品質が向上。

その結果、有名ワイン専門誌「Wine Spectator2017」にてウルグアイ初の世界TOP100ワイナリーに選出。

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さらに、同じくワイン専門誌「Decanter2017」にてBest Red Single Varietalにて最高評価を獲得、その他数多くのワイン評価誌においても高い評価を獲得し、今最も世界中のワインバイヤーがガルソンに注目しています。

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現地で一早く最新ヴィンテージのワインを試飲してきましたが、どの商品もポテンシャルの高さを感じました。
ここまで語りながら現在、店頭でご紹介できるのが100%エステート(自家栽培)のソーヴィニヨンブランのみとなります。
シャープな酸味と柑橘系の果実味を感じるドライテイストの白は、これからの季節にぴったりです。6月中旬に再入荷を予定していますのでしばらくお待ちください。

今回の買付は当初、チリ・アルゼンチンだけを予定していましたが、「ウルグアイと訪問し、ガルソンを取材したい」と買付隊長に直談判し、スケジュールを急遽変更し1泊だけでしたが貴重な経験をすることができました。

アレハンドロ氏がウルグアイの未開拓の地でぶどうを植えてから現在に至るまで様々な
苦悩や挑戦をした結果、今や世界が注目するワイナリーに成長したその想いやワイン造りに携わっている人たちの情熱をしっかりと受けとめ、今後お客様にお伝えしていきたいと思います。

それでは、只今から南米買付隊はアルゼンチン・メンドーサに向かいます。Adios!

福井

ヴィノスやまざき
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