ヴィノスダイアリー

南アフリカ訪問記 ‐ ド・グレンレル編 ー

日本から、飛行機を乗り継ぐこと25時間半・・・
私たちは、今もっとも注目の産地のひとつ、南アフリカにやってきました。
南半球の南アフリカでは、夏のシーズンの今、ぶどうの収穫の真っ只中です。
今回の訪問の目的のひとつも、収穫の様子を自分たちの目で確かめることでした。


到着初日、まず向かったのが、ここ「ド・グレンデル」です。
ド・グレンデルは、ケープタウン市街からもほど近く、ケープタウンのシンボル「テーブルマウンテン」の麓に広がるワイン産地「タイガーバーグ」にあるワイナリー。畑からは、テーブルマウンテンをすぐそばに臨むことができます。

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ケープタウンの市長も務めた祖父が1890年にこの土地で農場をはじめ、1999年からぶどうの植樹を開始し、自社ぶどうを中心にワイン造りを行う新進気鋭の蔵元です。

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そして、南アフリカワインのもっとも有名な評価誌のひとつ「プラッターズ・ガイド」でも高評価を獲得するなど、注目の蔵元です。

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丘の斜面に広がる畑は日当たりが非常によく、ぶどうが完熟する一方で、大西洋からわずか7kmの距離にあるため、海からの冷涼な風がぶどうに適度な酸をもたらし、また病害から守っています。
昼間は汗ばむほどの陽気ですが、風はカラっとして涼しく、朝夕は真夏の今でも長袖でないと肌寒いため、昼夜の寒暖差がまさに肌で感じられます。

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設立当初からド・グレンデルのワイン造りに携わってきた醸造長のチャールズさん曰く、
「ワインの品質は85%以上ぶどうで決まる」とのこと。

土壌と気候、そして畑仕事がワインの味わいを大きく左右するため、どのように剪定するかもぶどう品種によって異なり、またぶどうの状態も定期的に分析を行って収穫のベストなタイミングを見極めています。

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ド・グレンデルでは、全てのぶどうを手作業で収穫しています。
過去に機械での収穫も試したことがあるそうですが、状態の良くない房が混ざってしまったり、畑が急斜面のためトラックが転落してしまったことも!?あるとのこと。

一房一房、丁寧にぶどうの状態を見ながら手摘みで収穫し、状態の悪い粒をその場で取り除くことで、ワインの高い品質を守っています。

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南アフリカの、特にケープタウンのある西ケープエリアでは、ここ3年間の降水量が非常に少なく、深刻な水不足に直面しています。
水不足に加え、気温も例年より高く、収穫量はやや少なくなるものの、その分非常に凝縮したぶどうが収穫できるとのこと。
2018年のワインがとても楽しみですね!

ド・グレンデルは、今年3月に開催する蔵の祭典にも参加します。
ぜひ、ご参加頂き、ド・グレンデルが造るこだわりのワインをお楽しみください!



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