蔵直ワインの専門店ヴィノスやまざき Vinos Yamazaki「蔵直®」は株式会社ヴィノスやまざきの登録商標です

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南フランス訪問記
     
  3日目(2月20日) 再度VINISUDへ、いよいよ新規蔵元発掘!?  


   ラングドック、ローヌ、そしてスペイン!「最高にヴァリューな蔵元を探せ!!」
  おとといに引き続き、3日目もVINISUD会場へ。今日はいよいよ新規の蔵元を発掘しに。今回の買付けの使命は、ずばり「最高にヴァリューな蔵元を探せ!!」高くて美味しいのは当たり前な事、さらに「この価格だったらアリかな?」という程度じゃつまらない・・・そう!一口試しただけでもそこに感動を覚えるようなワインでないと、ヴィノスのワインとはいえないのです!
既存の蔵元はどこもそんなキラリとした感動を備えたワインを届けてくれています。普段そんな最高のワインだけを扱っている私たち、厳しい目と舌にかなうワインを探して、ラングドック、ルーション、ローヌ、スペイン・・・まる一日かけて巡った蔵元の数は優に30を超えるほど。そんな中、いくつか本当に小さなブースで、これは・・・いける!!と思わず唸るワインに出会ってきました!そこに共通するのは、ヴァリューさと感動を兼ね備え、さらに、造り手にも魅力があるという事。自分の造るワインを一人でも多くの人に味わってもらいたい、そんな真摯でひたむきな様子が伝わってくる人の造るワインこそ、ヴィノスが求めるワインなのです。
こうして発掘してきたワインは、今後さらなる交渉を重ねるため、残念ながら店頭に並ぶのはまだまだ先の話。しかし、その間も造り手とのやりとりを通じて、価格や状態など、より最高のものをお客様にお届けできるようにするのが、蔵直®ならでは。今回のVINISUD発掘ワインが、ヴィノスやまざきの看板ワインになるかも!?期待大にてお待ちください!!

  4日目(2月21日) 南仏最終日

   いよいよ復活!!南仏を代表するモンスターワイン、ベビアンとは!?
  プリウレ・サンジャン・ド・ベビアン・・・この名前に記憶がある方はヴィノスのコアなファンに違いありません。というのも、今から3年前、当時絶大な人気を誇りながらも残念なことにヴィノスの店頭から姿を消した蔵元なのです。南仏で3本の指に数えられる偉大なワインを造るベビアンを、日本に初めて紹介し、日本における南仏ワインの地位向上にヴィノスが一役かえたのも、このワインがあったからこそともいえます。その人気は未だに店頭で「ベビアンは?」としばしば尋ねられるほど・・・そこで今回、このベビアンを訪れ、再度ヴィノスでの復活をかけて交渉してくるというのが、南仏訪問の大きな使命の一つにあったのです。


  車で蔵元の位置する、コトー・ド・ラングドックまで移動する道すがら、いったいどんな所なのか、果たして上手く交渉は進むのか・・・緊張と期待は高まります。 迷うことなく着いた私たちを出迎えてくれたのは、エネルギッシュなオーナー夫妻。挨拶もそこそこ、初めてきた私たちに、親切に蔵元の概要から説明してくれ、また畑も積極的に案内してくれました。


  平均樹齢25年というサンソー、カリニャン、グルナッシュ、シラーなどの地場品種から造られるワインはローヌのヌフドパプを想像させられるもの。実際、ヌフドパプのシャトー・レイやボーカステルといった高級ワイナリーから移植した樹もあるとの事。目指すワインは「短距離ランナーの太もものような、しなやかで張りのあるもの」との言葉も相まって、試飲する前から期待はピークに!
そして実際試したワインはどれも「・・・ああ、なるほど!」。驚くほどの濃縮感と肉厚な果実味、繊細な樽の風味(実はこの樽、ブルゴーニュのコントラフォンやコシュデュリといった超有名蔵元でも使われている高級樽メーカーのものとのこと!)にあふれ、他の南仏ワインとは、スケールが違う、まさにモンスターワイン!!
終始笑顔のオーナー夫妻と、味わいに大満足の買い付け隊、分けてもらえる数の少なさに驚きつつも交渉は快諾、いよいよ、ベビアン大復活!!使命は果たせました!

 


  そして、これは帰国してからの後日談ですが、なんとさっそくこのベビアンのワインが2008年春の蔵直ワイン倶楽部にオンリストされるとの噂を聞きつけました!しかも、私たちが現地で試すことすらできなかった10年熟成もの・・・今回のヴィノスでの復活のお祝いにと、オーナーが難とか掻き集めゆずってくれたとの事。今回のワイン倶楽部で最大の話題の1本になること間違いなし!?



   何をして最高なのか!?見てきました、アニアンヌ村!!
  ワイン好きなら方ならご存知でしょう?映画「モンドヴィーノ」、異色のドキュメンタリーとして近年公開され、世界のワイン事情に切り込んだ内容として大反響を得た映画です。内容は「テロワール」(映画では「地味」と訳されていました)をキーワードに、アメリカの大手ワイナリー、モンダヴィ一族による南仏のとある村の買収劇をリアルに描いた内容。実はその村こそ、今回私たちが向かった、アニアンヌ村なのです。ボルドーの地質学者によって「南仏で最もぶどうにとって素晴らしい気候風土を持っている」と発表された村で、事実、映画でも主役の一人として登場した「南仏トップ」と絶大なる評価を得る「ドーマス・ガサック」もこの村にあります。
その村に昔から領主として構えるのが、今回の訪問先マス・ラヴァル。実は現ガザックの畑も昔はマス・ラヴァルが所有しており、事実畑も真隣に。「年間約300日は好天に恵まれる」との言葉通り、この日もきれいに晴れ渡った空のもと、当主・ジョエル・ラヴァル氏ニ案内してもらいました。
村全体を取り囲むように山、中央山塊がそびえ、その手前には渓谷。山塊には常に雲がかかり、渓谷の効果もあって、日射量の割には涼しく寒暖の差が生まれブドウの生育に最適、などなど。事実、この村は今回南仏滞在中に見た、どこの村よりも畑がきれい。ちょうどシラーの樹を剪定中でしたが、剪定も日光の方向や他の芽とのバランスを考慮し、一つ一つ丁寧にカット。こうした丁寧な作業が脈々と受け継がれてきたからでしょうか、荘厳、といえるほどの畑の様子は、澄み切った村の空気も相まって、確かに最高の風土を成していました。
もちろん畑だけでなく、マス・ラヴァルのワインは醸造の段階でもこだわりが。パワフル系南仏ワインが多い中、あえて新樽は用いず、旧樽で寝かせ柔らかさ、繊細さを引き出します。しかもその樽は、あのロマネコンティ社御用達、フランソワ・フレール社の樽で、ロマネコンティを熟成させた後にその樽から生まれるのがマス・ラヴァルなのです。
今回ジョエル氏に特別に頂いたファミリーストックの‘02マス・ラヴァル、もうどこにもない貴重な1本を皆でテイスティング・・・色味が深く、トリュフ香が出始めていて、その香りと余韻の深さはブルゴーニュともいえる程のエレガントさ。うっとり・・・他のヴィンテージもそれぞれ個性があり、南仏ワインの中では珍しくヴィンテージによる差というものを楽しめるワイン。今回、さっそく’05ヴィンテージのマス・ラヴァルを是非に!とヴィノス用に押さえてきました。店頭に並ぶのはまだ少し先になりますが、「テロワール」プラス蔵元の個性を表現した奇跡の1本、ぜひ首を長くしてお待ち下さい。

   ●WebShop マス・ラヴァルはこちら



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