今から25年程前、2代目主人がお客様から「静岡に美味しい地酒はないの?」と言われ県内の蔵元を探しまわったところ実に素晴らしい吟醸酒に出会ったのです。しかしながら当時は大手メーカー主導の量産体制の時代。静岡の吟醸酒は鑑評会出品用に造られるだけで知名度の低い県産酒では大手ブランドにはかなわないと思われていたのです。静岡の吟醸酒素晴らしさを皆様に知ってほしいと当社は静岡の蔵元たちと共にタッグを組んで静岡のお酒の振興に取り組んできました。当社の考えに賛同していただいた蔵元は大手ブランドへの桶売りをやめて、自分たちが自信を持って出せる酒だけを造り始め、当社は一人でも多くのお客様に静岡の地酒の素晴らしさを伝えていこうと「静岡県産酒を見直して下さい!!」の広告を打ち続けました。そして今や静岡県は全国の日本酒ファンから“吟醸王国”と呼ばれるまでになったのです。
今や全国屈指の銘醸地といわれる静岡の中でも最も全国の日本酒ファンを唸らせる酒を造り続ける磯自慢酒造。当社とは静岡の地酒が評価される以前から「静岡の地酒の素晴らしさを全国の皆様に伝えたい」と共に取り組んできた取引先ではなくパートナーの様な存在です。
親子2代で丁寧に丁寧に造られるこの蔵の日本酒は2人の人柄が表れたような柔らかい温かみのある味わいに仕上がっています。当社はこの蔵の造り出す素晴らしい日本酒を全国の皆様に知っていただきたく君盃酒造とタッグを組み静岡の恵である清流安倍川の伏流水を仕込み水に使用したこの日本酒を「安倍の雫」というオリジナルの銘柄としてご紹介しております。まろやかでふくらみのあるフルーティーな味わいを是非ご堪能下さい。
静岡酒らしい華やかさを持ちながら切れのある男性的な味わいの酒を造りだす小さな蔵が静岡県袋井市にあります。この蔵には酒造りの最高責任者である杜氏がいません。正確にいうと蔵の経営者である松尾氏本人が杜氏の役目も兼ねて自分達が造るべき本物の味わいの酒を全身全霊をかけて造り上げているのです。もちろん量は造れませんがどの酒も感動を覚える最上の味わいです。今や全国の日本酒通が認める国香の実力を是非知ってください。
志太泉は1882年創業。酒名の由来は、地元志太郡の地名「志太」に「志し太く泉のように湧き立つ酒を造りたい」という願いを込めて「志太泉」 と命名したと伝えられています。
静岡県産酒が全国区となるのに大きく貢献した蔵の1つで幾度となく全国の清酒鑑評会で金賞を獲得しています。岡部町は東海道の宿場町として栄えた風情あふれる町。町を流れる朝比奈川には南アルプスの雪解け水が流れこみ清流の町としても知られます。名杜氏といわれる滝上秀三氏の技と岡部町の自然が育んだ故郷の酒として全国の日本酒ファンに愛される蔵元です。最高峰の酒から本醸造クラスまでそれぞれの個性を見事に表現した酒質には脱帽です。
「神沢川酒造場」は、歴史的な面影を残す由比の間の東にあり、正雪は江戸の軍学者、由井正雪生誕の地であることにちなんで付けられたものです。仕込み水には、蔵名にもなっている神沢川の源流から2kmほど遡ったところから取水し、仕込み水に充てています。米、水、造り全てに一切の妥協を許さずに醸される正雪の酒は完熟した果実のような吟醸香を持ち、じっくりと時間をかけて楽しみたい本格派の日本酒です。
静岡県藤枝市にある蔵。代表銘柄は全国の銘酒ランキングでも毎年上位にランクされる「喜久醉」。規模は1000石に満たない小さな蔵でありますが、それ故に造り手の気持ちがこもった繊細で優しく全国に数多のファンを持つ酒を造り続けています。静岡流の穏やかで繊細な味わいは多くの日本酒ファンを魅了しています。今を輝く全国の銘蔵が紹介されている山同敦子さん著書『愛と情熱の日本酒』の中でも最初に紹介されており、造り手の情熱が詰まった酒通に愛される日本酒を造り続けます。
能登の四天王といわれる名杜氏波瀬正吉氏の技と高天神城址の湧き水、最上の酒造米と蔵人たちの情熱が見事に融合し静岡から日本を代表する銘酒“開運”を醸し出す蔵が土井酒造。さらには民間法人が選ぶ清酒ランキングでも日本一に輝くなど酒質の向上と比例する人気の高さはとどまるところを知りません。
静岡酵母の生みの親“河村傅兵衛”氏の醸造指導の下、地元静岡の志太杜氏の造りを伝承する生粋の静岡流酒。飲み手の事を考えながら真心のこもった温かい酒造りを実践し育まれた酒の味わいは、しっかりとした芯がありながら柔らかくまとまりがあり上品に吟醸香が香る静岡らしいお酒に仕上がっています。蔵は静岡市の北、静岡の清流“安倍川”の伏流水をふんだんに使用し醸されます。