| 【アダンティ】 | |
| マレンマから内陸へ車で3時間半。イタリア・トスカーナ州に隣接するウンブリアはローマ時代から豊かな文化と歴史を持つ地方。その中心部に位置するのがモンテファルコという産地です。中でも有名なワインとして、サグランティーノ・ディ・モンテファルコは1992年にDOCGへと昇格。 |
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ウンブリア州・モンテファルコ村周辺は、 まだ中世の街並みが存在する 時の流れが止まっているようなところ。 |
アダンティはモンテファルコ村に |
| アダンティ家は17世紀からベヴァーニャ村アルクァータの丘に存在する修道院を改良して1972年からワインを産出している現地のパイオニアと呼べる存在。蔵の代表ドナテッラ・アダンティ女史と、モンテファルコを代表する醸造家ダニエーレ・パッリーニさんとで造り上げるワインは、多方面で高評価を得ています。ドナテッラの父親は早くになくなったのですが、ダニエーレの父親も先代の醸造責任者であり、2人は親子2代に渡ってアダンティ家のワインを支えるパートナーでもあります。 |
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古い修道院を改修した蔵元。 |
モンテファルコの村の下部に位置する |
| 約28ヘクタールの畑では、地場品種であるサグランティーノ種(黒ぶどう)やサンジョヴェーゼ種、地場品種の白ぶどうグリケット種も植えられます。標高300mの高地ということもあり収穫は10月の第2~3週くらい。これは、40あるモンテファルコの生産者の中では最も遅い時期となり、ぶどうの実が樹になっている時間が長いので、ゆっくりと熟成された複雑できめの細かい成分を持つワインになるのです。赤ワインについては伝統的な大樽を改良したボッテと呼ばれる樽をメインに長期熟成。ダニエーレの手掛けるワインはどれも完璧なバランスと旨みに溢れ、しかも長熟可能な力強いワイン。ガンベロロッソ誌でも最高次点、2006年にはイタリア・ソムリエ協会より5つ星を獲得。 |
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伝統の大樽ですが、この形はアダンティが開発した場所をとらない省エネモデル。 |
アダンティ女史・ドナテッラ(中央)と |
| 約40年前、この小さな村のようにイタリアの田舎はまだ貧しく、高品質なワイン造りをしようとしていた人など、誰もいなかったそうです。モンテファルコの地では甘口ワイン(パッシート)が造られていて、一般的なイタリア人はそういう甘口ワインかテーブルワインしか飲まない、といった時代だったそうです。アダンティ家は「サグランティーノ種から初めて辛口本格ワインを造った生産者」としても知られ、モンテファルコが1979年にDOC昇格、1992年にDOCG昇格への発展の礎を築いていったのです。「とはいえまだまだ無名のモンテファルコのワイン、ダニエーレと二人三脚で日本のお客様にも楽しんでいただけるワインを造って行きたいの。」というアダンティ家のワインは、東京の著名イタリアンレストランのソムリエが大のお気に入りになってしまうほどで、徐々に当店のお客様にも浸透してきています。 |
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