| 【テッレ・デル・マルケサート】 | |
| サシカイア、オルネライア等の世界に評価されるスーパーワインを生み出したトスカーナの“ボルゲリ地区”は地中海を望む高台に位置します。このテッレ・デル・マルケサートは、この地区でこれらスーパーワインに負けない高品質なワインを何分の1かの価格で造りだす有望な生産者で既に大人気の蔵元。 ボルゲリ地区の中央やや北部に位置し、40haの土地を所有しながらも、わずか10haのぶどう畑(カベルネ・ソーヴィニョン70%、メルロ14%、シラー10%、プティ・ヴェルド2%、ヴェルメンティーノ4%)は同地区でも最も小規模な蔵のひとつ。現オーナーのマウリッツィオのお爺さんがイタリア最高のスーパーワイン"サシカイア"で有名な「サン・グイートぶどう園」の一部区画を買い受け1954年に樹を植えたのが始まりなのです。 |
| ボルゲリ地区の地図はこちらから→ |
| 現オーナー、マウリッツィオ・フゼッリ氏はアンティノリ家で10年活躍した醸造家でもあります。もともとボルゲリ地区は海から近く風が強いため、樹に害虫等が寄り付かず、自然とオーガニックに近いワインができるといいます。「秀逸なワインは秀逸なぶどうから」をモットーにし、地中の微生物を大切にするので畑を良く耕し除草剤などは一切使用しません。収穫量を1本の樹あたり600~700gにまで落とし(ここまでの低量収穫はサシカイアとオルネライアぐらいだそう!!)収穫におけるぶどうの選別は計3度も行い厳選します。そのぶどうに極力ストレスをかけずに自然酵母を用いて醗酵、最新の醸造設備を兼ね備え、櫂入れもタンクごとに手作業で行い、熟成中は樽が回る独特な仕組み(オクソライン)を利用し、澱を攪拌し旨みをより抽出する作業を行うというこだわりよう。いずれもフレンチオークで、「タラブーソ」は新樽で18ヶ月、「エミリオ・プリモ」は1年樽で10ヶ月、「マルケザーレ・シラー」は3年樽で18ヶ月熟成。いずれも、口いっぱいに広がる果実の香りと濃厚さ、柔らかく洗練された細かいタンニンが特徴です。 |
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テッレ・デル・マルケサートは ボルゲリ地区の北部、 やや海よりに位置します。 |
樽を廻しオリを攪拌させ、ワインの旨み成分 抽出をさせます。 |
| 「テッレ・デル・マルケサート」は、マルケ州に住んでいたマウリッツィオの祖父、エミリオ・フゼッリが、1954年にボルゲリの大地主であったマリオ・インチーザ・デラ・ロッケータ伯爵より、「サッシカイア」のサングイードぶどう園の一部区画を買い取り、農園を営もうと移り住んだのが始まりです。 当時6haを所有していましたが、ワインは自分用にほんの少量造っていたに過ぎず、野菜畑を営んでいました。というのも、先駆けであるサッシカイアが高品質ワイン造りに取り組んだのが1960年代後半からであるため、当時のボルゲリ地区はサッシカイアもオルネライアもまだ存在していなかったのです。 1966年くらいから2代目アルドが、箱やタンクでワインを近隣のお得意先に売っていましたが、ほうれん草、ジャガイモ、トマトを作って売る商売をずっとしていました。マウリッツィオは学校から帰ると毎日野菜畑を手伝わされていたそうです。本格的なワインを造ろうとすれば、多額の投資をして、長期的展望のもと行わなくてはいけないので、まだワイン産地としてあまり評価されなかった時代のボルゲリでは、野菜を作ってすぐ売ったほうが、早い回収期間で収入を得る方法でもあったのです。 彼は23歳で結婚をして家業の「野菜作り」を父親・アルドと一緒にやっていたのですが、この時期に注目され始めたサッシカイアのように「本格的なワインをこの土地で造って行きたい」という思いに駆られていきます。「ウチも本格的なワイン造りをしよう!!」と、幾度となく父親と衝突しましたが、家業としてそのビジネスをすることはかなわず、家を出る決心を。そして、トスカーナのワイン業界においては銘家中の銘家アンティノリ家の門をたたきます。現在もマルケサートの区画の隣に位置する「グアード・アル・タッソ」にて長年研鑽を積み、トップ醸造家として活躍してきました。 1999年にアルドがリタイヤし、40haの土地を与えられるのと同時に「実家・マルケサート」に戻り、8haの区画に「高品質ワイン造り」のためのカベルネ・ソーヴィニョンを植えていきました。しかし、高品質ワインを造ろうと思えば多大な初期投資がかかります。初ヴィンテージは2002年ですが、マウリッツィオはワインがリリースされる2004年までの間、120haの土地を別に借りてトマトやほうれん草、ジャガイモなどを育て、大手メーカーに販売することで収入を得ていたのです。今まで父親たちが長年営んできたノウハウを活かして、高品質ワイン造りに必要な初期費用を見事に稼ぎあげたというわけです。 2005年ヴィンテージでは父親アルドが好きだったメルロ種を100%使用したワイン「アルドーネ(偉大なアルド)」と名付けたワインを仕込みました。あれほどぶつかりあったお父さんなのに、「いいメルロが育ってきたので・・・」とサラリと言うマウリッツィオ。その父に送る最高のワインは、当店「ワイン倶楽部こだわり赤1万5千円コース」で入手することができます!! 父親のために初めて仕込んだ偉大なボルゲリ、ぜひコースに入会し飲んでください!! |
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これらで全ての樽。 いかに少量生産か見てとれます。 |
昨年末、来日し大好評だった |